ラジオが毎週更新に戻りそう。隔週くらいのペースで個人的にはちょうどいいのが分かる。逆に言えば、ラジオの量を半分にしろってことか。どうしたもんか。
なんか新小倉に新しい小学校ができるそうな。
世界的に経済活動再開が増えてきたせいなのか、BF1942人口も減った気がする。
コロナが血管に悪さをする炎症系のウィルスだとして、結核も炎症させていく系な気がするので、BCGが正の影響を与えていてもおかしくない気がする。
アニサマ延期。ガイドライン的に無理ってことで。丸っと1年。
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コロナ世界をなんとなく考えてみる。
ソーシャルディスタンスが当たり前の世の中になると、接客を含むような職種の第3次産業は、面積当たりの生産性が大幅に下がることになる。飲食だけでなく映画やスポーツ興行、イベント等は全て該当してしまう。これは今までの売上の上限にキャップをすることと同じ意味。つまり利益の低下に直結するので、当然会場費用などの賃料はその規模に合わせて軒並み低下しないと借り手がつかなくなる。今までのように会社に集まって仕事をするにしても、個人スペースを広く取るなどのことが必要になるとすれば、こちらも面積当たりの生産性は下がる。とすれば商業エリアの地下は大幅に下がる方向になる。そうなったとしても、個人経営の飲食店のような零細にとっては非常に苦しくなるだろうけれど。
第二次産業系についても、人が密集するような場合の工場においては対策が必要になる。自動化が進んでいるところはさほど変わらないかもしれないが、自動化するにしろ感染対策をするにしろコストが増える。地代という意味ではこちらも下がる方向になる。
住居に関しては特段の変化はないと思われる。満員電車などの交通手段の変化によっては、自転車で通勤できる近距離を求める人も多くなるだろうし、逆にテレワークでも仕事ができるとなれば、都心から郊外に移り住む人も出ると思われる。どの程度のバランスになるかはわからないが、テレワークの発達、スキルの習得により郊外の移住が増えれば、都心部の住居の需要は下がり、郊外では上がるということになる。これにより通勤事情が緩和されれば、自転車通勤需要も相対的に下がることになるので、どちらかと言えば、都心と郊外における地価の差は、相対的に小さくなる方向でバランスがとられるのでは。
一面的にこういう影響が出るとすると、都市部における集中のメリットは確実に低下する。都市部に住む、利用するメリットも相対的に小さくなる。
逆に郊外の人口が増えると、そこでの需要が増えるので、商業的メリットが増して、財やサービスがより供給される環境になる。住環境としてのメリットが高まると言える。
デメリットとして、人口増によるゴミの増大、学校や病院の不足。都市部ではない地方行政の負担が増える。流入住民と原住民との摩擦等があげられる。
都市部では過剰設備に陥りやすくなるという意味で、全体として社会的資本効率が下がることにはなる。ただ、それこそ感染のリスクや災害などのリスクが分散される意味もあるので、一概には言いづらいか。
要は今まで過密であったり過疎であったりする、社会的な高低や大小の差が小さくなる方向になりそう。一番目に見えそうなところで言えば都心部の地価は大幅に下がりそう。その影響は周りにも当然波及するので、関東などの過密都市部では地価が下がる方向になるのでは。オリンピック次第なところもあるけれど、5年後までに社会の変容があった場合、そうなっているのでは。逆に郊外が上がるかと言われるとちょいと難しいが、多少は上がるかもしれん程度じゃなかろうか。
仮に東京に流入する通勤人口の100万人程度が、リモートなどで通勤が不要となり、都心部から離れて住むようになるならば、単純に他の関東県では平均20万人くらいの住民が増えることに等しい。
100万人は流石に大きすぎるけれど、社会全体として、どこまでの職業がリモートでも可能か。というのは研究するに値すると思う。本社は都心にはあるけれども、いくつもの都市部に小さな事業所を作り、そこに通勤してリモートワークする。みたいな中間のような形態も出てきそうではある。地価が全体として下がっていくならばありえそう。
国内だけでなく世界レベルで人の往来が減れば、当然航空会社の採算は一気に悪化する。一便当たりのコストは上がるため、利用者はさらに減る方向に。
当然他の交通系企業の採算も悪くなる。タクシーやバスは減る方向になるだろうし、電車による移動も少なくなる。そして移動に関するコストは高くなる。
となると、物理的な距離のコストがこれまでより世界規模で大きくなる。物流全てが船だけで完結できればいいが、大陸国家はそうもいかんだろうし。
そうなると、世界的な供給網というものはもしかすると幻想となるかもしれない。ゼロになることはないと思うが、今まで以上なるだろうか。世界的な移動コストを吸収できるほどの商品でなければならないとなれば、世界貿易は縮小する方向でバランスがとられるはず。これは短期的に言えば物価が上がる。ということでもあるな。
これを平たく言えば地産地消がすすむということであり、さらに突き詰めると世界的にブロック経済化していく。ということでもある。これは日本は中国経済圏の中に取り込まれるかもしれないということでもある。もともとアメリカは地政学的にはアメリカ単独で存在している。メキシコや中米が数年で大きくなるとは思えないし、外交にも影響してくるってことになってしまうな。
この渦中にあって、任天堂とかが利益を上げてたりするわけだけど、エンタメでいうとVチューバーは非常に相性がいい。自宅から出ずに見るコンテンツとしてほぼ完結している。VRが普通になれば、それこそネット上でライブとかイベントとか好きにやっていけるしな。ヴァーチャル空間での可能性が広がっているのは、これからという意味では強いな。
数年で一気に変容するかはわからないけれど、コロナを契機にして、ある意味ゼロからどうやって生産性を高めるか、経済をどうするかという問題に直面した時に、どういう答えを社会が出していくのか、私、気になります。そりゃベーシックインカム勢が勢いづくわけだ。
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