9月に入り、雨や曇りというのもあってめっきり涼しくなった。エアコンはいらないくらい。
菅首相退陣へ。総裁選へ出馬へと書いていた新聞が翌日には退陣だからな。引き際としては悪くないのかもしれない。安倍の尻ぬぐいというか、殿戦だからな。どうしたって評価は落ちるだろうな。若干政局は混沌としてきたな。
パラはその体に合った動きが作られているという意味で、AIのラーニングと同じような感じで興味深いところはあるが、一方で健常者と同じ道具で同じスポーツをやらんでもと思うところもある。オリンピックにはない種目もなくはないが、それならばいっそeスポーツを取り入れるくらいしてもいい気もする。一から競技を作る大変さも分かるけれど、障碍者がマイナーなところを考えると、障害に合わせてもできる競技を作る土壌はそうはないだろうし。ブレインスポーツはそういう点で格差はないと思うが、障害とは関係なくなるとみなされるだろうしな。
先天的なものはしょうがないにしても、後天的な障碍を減らすことの方が社会としては望ましいと思うし、それを殊更個性だとかにしなくてもいいと思うのだが、その上で障碍者と健常者が同じ土俵で競い合えるのが理想とも思う。痛風だからとか片玉摘出とか、そういうのはエンタメに関わっているから笑いのネタとしているだけで、普通の人からすれば病気とかケガが個性なんて思うものでもないと思うしな。
眞子さまご結婚へ。
そろそろ自転車を洗わないと。点検してもらわないと。
アフガンのあの位置に米軍がいることはものすごく大きい出来事に思えるのだけれどな。厭戦などを理由に撤退したが、まさに中露中東の間にくさびの如くあったわけで、あそこに一部とはいえ米軍があるのとないのとでは、軍事行動に大きな制約が生まれる。周辺国はこぞって陰に陽に米軍を排除しようとしただろうと邪推する。イスラム国もそうだけど、金や武器がどっから出てるんだかって話だからな。そうでなきゃアフガン政府ももろすぎるし、これだけの時間をかけてどうして潰し切れていないのかという話にもなる。撤退によってアメリカの威信も影響力も低下してしまった。戦争は功久をみずとはいうが、撤退するなら本来なら攻撃後に1年程度にすべきだったわけだ。ある意味ブッシュが悪いんだが、テロとの戦争と言うと信長と本願寺を思い出す。どちらにとってもやれて20年ってところなのかもしれない。もう少し踏ん張れていればという気がしないでもないが、アメリカにはもうそれができないわけだな。対テロの成果はそれなりにあったとは思うが、対テロ戦争という大義名分に長い年月をかけてしまったことで、その意味合いも構造も変わってきてしまったというのが本来ではなかろうか。対アフガン、テロから、周辺国を巻き込んだ構図に変質していたのであれば、アメリカの浅慮と言うほかしかない。だからこそ、アフガンから掃討できるだけの戦力を一気に投入して壊滅させなかったブッシュが悪いな。あれはタリバンをメインではなくて、芋づる式にテロ組織を壊滅させるべきものだったはず。仮にアフガンから逃げた場合、かくまった国はアフガンの二の舞になることを恐れただろうし、テロの温床をもっと早期に叩けたのではという気がする。もはやテロ行為は世界中に蔓延してしまった。オリンピックは何事もなくてよかったしパラも無事に終わりそうだし、日本はまだマシな程度ってだけなんだろう。アラブの春なんて良さげな言葉で取り繕ってみたところで、北アフリカあたりのイスラム圏一帯が政情不安によって空白地を生み出してしまった。結果、イスラム国のような勢力の台頭を許した。それはそのままアメリカの影響力が効かない国が増えたということでもある。シリアもそうだしな。2000年以降と言うのはピークを打ったアメリカの、勢力圏が縮小に転じた時代に他ならないわけか。一方でネット産業ではアメリカは興隆を極めている。そのミスマッチが世界的な構造の歪みのようになって、今のような状況を作り上げているんだろうな。テクノロジーの革新によって戦争そのものも変わる時代に入った。まだ軍事力のそのものの影響力は大きいと思うが、戦争を構成する要素はより多岐に亘るようになり広く深化した。世界的なパワーバランスが大きく揺らぐ時代。きっかけがあれば世界大戦が起こっていてもおかしくないのかもしれない。1年後も平和を享受できているといいのだが。
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