なんとなく今年を振り返る。
1月にサッカーでアジア王者になったのがなんとなく思い出される。決勝は劇的だった。
そして震災。うちもそれなりに揺れた。小さいながらも被害はあった。各地の被害が逐一報道される。初めて経験するまさに非常時だった。
初動から原発まで政府の対応に失望どころが絶望させられた人たちもいただろう。
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震災の前にNZの地震もあった。
原発から菅→野田とそして今現在も政治がお粗末という感じは否めない。
なでしこのワールドカップ優勝は素晴らしかった。決勝には興奮させられた。今年唯一の明るい話といった感じ。
イチローの200本ができなかったことや、相撲の八百長問題は暗い材料だった。柏優勝など新たなヒーローも生まれつつあるが、一方バットマンも工藤も引退した。
世界を見渡せば、「アラブの春」と呼ばれる革命が起こりチュニジアだったかアルジェリアが発端だったか、エジプト・リビアと次々と他アラブ世界に広がり、長期政権の首長が変わった。リビアのカダフィ大佐は結果殺されることになった。そして今なお不安定な情勢ではある。
タイの洪水は様々な製品に影響を及ぼした。長年続いている政変のために、治水がおろそかになっていたことが原因の一つにあげられている。ようやっと落ち着きが見え出した。
新しい国南スーダンが出来たのも今年だったか。PKO派遣など日本の対応もある。
12月に入って金正日が死去。朝鮮情勢の不安定さが増した。
ギリシャから始まったユーロ不安は悪化の一途をたどり、政権や内閣が変わる国がでてきた。イタリアの国債は7%を越える。ユーロという壮大な社会実験も混沌としてきた。
世界的な不況の中で、日本国内でもTPP問題。原発・農漁業も含めて様々なことが報道される。東電は実質国有化へ。そして消費税増税。震災があったとはいえ結果使うだけ使って増税というひどいシナリオ。
オリンパスの粉飾。東証大証の統合。新日鉄と住金の合併。止まらない円高。結構色々あった。
大阪統一首長選挙は橋下派が勝利と、中央の弱体化が相対的に地方の発言力を高める結果になっている。
著名な方も多く亡くなった。ジョブズ。川上とも子さん滝口順平さん、ミスターマリノスも亡くなった。俳優タレントがやはり目立ってしまうが、誰かが亡くなることによる悲しみは今を生きている以上避けられない。数だけが積み重なっていく。
今思えばグルーポン御節とかまだかわいい方だった。ユッケとか食に関する問題は常にあったが。
そういや今年は結局10局も打ってないな。地デジ化の影響もあるが。
来年はどんな年になるのだろう。ロンドンオリンピック。盛り上がるといいなぁ。