寝違えはやっとマシになってきた程度。ここ数日はマジ何もできんって感じ。安静にといっても痛くない姿勢がないし、マシな姿勢が取れたとしても、床ずれとかもあるからずっと同じ姿勢は無理。ちょっと別のところに力を入れたり、手の位置を変えるだけでまた痛むし傷んでいる気がする。ろくに寝れない。ヘルニアみたいに神経圧迫系じゃないかと推測。あと1週間はいくな。
年1で1週間が無駄になるなら1日に30分ストレッチなどをする方がマシか。その前に部屋を片付けて、よりよい睡眠環境を整えるべきか。そば殻じゃ枕は固すぎるのかもしれない。掛け布団をたたんで枕代わりにする方が楽ではあったし。
新聞もさぼってる状態。
パソコンもろくに触れないしな。
牛乳で塩ラーメン作ってみたけど普通に食えるな。岩田シェフはスゲーな。
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Nスペの混迷するアメリカを見た感想。
正直black lives matter の意味するところはピンとこないし、差別がどういった文化や価値観としてあるのかはわからんけれど、警察官の暴行事件は昔からあるのを見ると、警察から見た黒人は非常に危険であるという統計数字になっているのではという気もする。あの発端となった動画はもちろんやりすぎであるし、殺人ととらえても構わないものに見えるが、警察がそういった対応をするのが日常であるというところまでに至った経緯も気になる。それは差別とはまた別の思想だったり経緯のような気がする。
それに、今回のデモの世界的広がりは単なる黒人差別だけではなくコロナ禍もきっかけにして、社会的な問題点が噴出した結果ではないかとも思う。黒人の致死率が高いというデータは、差別などによる黒人の労働および住環境が白人と比べて劣悪だからという話ではあるが、つまるところ格差の問題ではないかと感じる。格差がもっと小さければここまでの広がりにはならなかったのではと。
アメリカの文化を詳細に知るわけではないが、大金持ちがたくさんいるという点を考えても、格差が大きいお国柄であると感じる。アメリカンドリームと言えば聞こえはいいが、一方で銃犯罪の多さや皆保険がとん挫したことも考えれば、決して理想的な国とは言えない。格差の許容が成長のエネルギーにもなるのかもしれないが、コロナと事件をきっかけに、格差が持つリスクが顕在化したように見える。商人は価格差で利益を上げるが、社会格差も同様と考えるべきじゃないだろうか。上流のものが下流のものを吸い上げる形ととらえるなら、格差は社会の歪みであるといえる。社会的リスクであり、是正していくべきものとなる。
アメリカの場合、格差はそのまま分断にもつながっているように見える。これはトランプだけではなくて、アメリカ自身が持つ構造的な問題ではないだろうか。格差が広がるほどに、その上下左右の価値観も思想も交わることはなくなっていく。他人を思いやるにしても境遇がそれほど離れていては、思いやるところまでには至らない。トランプが分断を煽る以前に、その下地が十分にあったのではないか。
多くの国でも大なり小なりデモが起きているのは、その国ごとに格差があるからという証左であるように思える。理想的な国が現実として存在しえないのならば当たり前なのだが、それは黒人差別だけにとどまる問題ではないように思う。また、格差の数だけ政治や行政のやるべき仕事もまた必要になる。問題を多岐に認識すればするほど小さな政府とか言ってられんだろうという気がする。
格差のない社会は逆に嘘くさくてうすら寒いが、格差があるということはそれだけ社会的な成長の可能性が潜んでいるとも言える。格差に注目して手を付けることは、分かりやすく社会のためになるのでは。少なくとも社会として適切にコントロールしなければならないものではなかろうか。
人間は完璧ではないし、そんな人間社会において格差が生まれることは避けられないし、それを問題にすべきとは思わないが、格差が定着したり広がることは、今のアメリカのような社会的リスクの増大を意味しているように思うに至る。
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