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CSCのブログのバックアップだったけど、こっちがほんちゃんに。

にき

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にき

ルパン五期
4期って3期が昭和だから見てるはずがだけどなんだっけ。と思ったら藤井ゆきよのやつだった。
今回のルパンは偉く練られている。ザ・ルパン的な要素を満載している上に、最初から最後までやりつくしていると感じる。作り手の情熱が半端ないってくらい。文句のつけようがないというか。サブタイのタイプの音が最初なんかちゃっちいと感じたくらいかな。
ルパンマニアだけでなく、普通に見ていた世代にとっても涙の出るような作品じゃなかろうか。こちとらルパンの素顔なんて設定は知らんけども、それくらい色々濃密に作られているのがわかる。アクションも普通にこなすし、作画が変なんていう話数もないし、シナリオだってザ・ルパンだし。


こういう言い方は何だが、次元の声が大分古びてしまっているのはしょうがないとして、時間がないのもあるのかもしれない。クリカンもなんだかんだ20年以上やっているし、キャスト的にというか、昭和からの雰囲気を残せる最後というか、ストーリー的に今までのシリーズをあらかた網羅した上でキャラを登場させたりしているので、集大成的なところも垣間見える。2クール使ってたっぷり魅せられた平成最後の大作というか、テレビシリーズ最後のルパンと疑うほどの出来。平成が終わって、次にルパンが作られても、このシリーズ以上のルパンはもうないだろう。って気がする。なんかボジョレーの品評みたいになっているが。

俗にいう覇権っていうのとはちょっと違うもので、昭和からのキャスト変更も含めての、時間の流れがあっての今シリーズだから、短期の話題性で測れるような作品じゃないな。アニメというジャンルではなく、ルパンというジャンルの中でザ・ルパンって作品。それまでやってきたからこそ作れる、ルパン。ほめ過ぎかもしれないがそういう作品。だからこそOPEDもあれでいいわけで。

なんだかんだ、自分は子供の頃からずっとルパンを見てきたんだなと、こうやって書いてみて認識する。自分なりのルパンがあるんだなと。ノスタルジーも含めて見ちゃっている分、結構感動補正がかかる。ルパンを知らない人にとってはそこまで面白いものではないかもしれないが、素晴らしい作品だった。なんちゃらアニメーション賞とかもらうべきじゃね?

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