EX-ARM
12話。見所があるとすれば原作者絵のアイキャッチとEDの1枚絵。ってくらいにひどい。トータルで見ればジビエほどじゃないという印象だが、目くそ鼻くその違いというか。最初のOPの時点でおや?と思ったが、なんなら人間と機械で表現を分けている、そういう世界かと思ったらそんなことはなかった。3Dの方は顔の表現にバリエーションが無くてほぼマネキンで人間の体をなしてはいない。口パクも適当。3Dだから動いてはいるが、動き方もしょっぱいし、アクションの見せ方というか、演出というか、そういったものが全くないようなカメラワークと動き。無駄に煙らせてアニメしている風を装っているというか誤魔化しているというかお茶を濁しているというか、それがすぐわかる上にそれ自体がアニメの質を落としている一つになっている。ちゃちいSEや表現だったり、SEは後半では多少改善された気がするが、どうしたらここまでレベルを下げられるのかってくらいクオリティ。2D部分の方がアニメとしてはマシなので、3D切って紙芝居にした方がマシかもしれない。最近の中学生でももっとまともなアニメが作れるんじゃないか疑うレベル。それでも原作あるしシナリオは面白いんじゃないかと思ったが、少なくともアニメ上でみるかぎり、シナリオも駄作といっていいレベル。展開も設定もガバガバ。後半なんだあれ。最後の展開も雑が過ぎる。主人公がアキラなのはAKIRAからきてるのか?って思ったりしたが、だとしたらAKIRAを貶めるレベルではあった。最後はほとんど絵を見ずにドラマCD風に聞いてた。とびとびの構成も雑。よしんばアクションが魅せポイントだったりするかもしれないが、アニメでそれがなされていないのだからどうしようもない。褒められるべきところがほとんどない。せいぜい女子キャラは可愛いと言えば可愛いし、エロボディだったりそういう格好もしているのでそれ目的で見れそうな気もするが、3Dモデルがマネキン状態で魅力も何も感じない。人形に興奮する趣味嗜好の人じゃないとな。ロイヤルリムジンが提供に入っていたが、ジビエといい、どうしてこういう作品に限って見慣れないスポンサーってつくんだろうな。これに金を出したなんてマイナスアピールもいいところじゃなかろうか。見ようによっては騙されたようなものだろ。アニメ業界にとってマイナスでしかないのでは。OPは本編使いまわしに3Dモデルを回すだけ。EDは原作者の1枚絵だけ。手抜きも極まっている。歌や曲自体はいいかもしれないが、作品関係ないコロムビアアーティストの歌。ジビエはまだ曲には力を入れていた。ここまでひどいと、声優の質も浮かび上がるというか、鬼頭はまだまだ全然だな。1,2年目の子とさほどかわらん。というかそのくらいの時期の方が良かっただろって気さえする。上坂の方がよほどマシなのがわかる。動きがひどいから、声の芝居は芝居単独でしか聞けなくなるからな。3Dを使っていようが鷹の爪団の方がよっぽどアニメしている。金も時間もドブに捨てたような作品。今季の冬アニメワーストと言えば断トツでこれ。クソアニメ2021でも堂々のノミネートだろうな。ジビエから半年程度でまだこんなのがでるとはな。
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