「ホテルとキャンペーン」
ここはさくっと。ホテルを建てるとその都市の航路の乗客数がそれなりに増えます。感覚的には一、二割増加といったところでしょうか。たまに、売って建ててを繰り返すと都市パラメータがアップすることも。ただし、場合によっては赤字になります。目安としては800万以上の都市でないと単体で黒字になりません。星の数で赤字および黒字額、売却額が決まります。乗客増まではわからんちん。また、ホテルCPを使えるようになります。あと、ホテルの星の数は、都市選択の時点で決定されているようです。ロードを使う場合は注意しておくといいでしょう。
そして「キャンペーン」(=CP)。これは利益を得るためには最も重要といっても過言ではありません。キャンペーンは一回成功すると一年有効です。逆に一回発動すると別のCPを行うまで一年待たなければいけなくなります。ただし、ホテルCPの場合は該当ホテルを売ることで無効化できるので、覚えておくと便利かもしれません。
エアラインCPは2つの航路に使えます。使うとすると本当に初期です。ホテルCPは該当ホテル都市と繋がっている全ての航路に有効です。三つ以上の航路を有している都市があれば積極的に使い、ネットワークCPまではこれで頑張りましょう。そしてネットワークCP。16都市以上結んでいると使える最強のCPです。全ての航路の客足が三〜五割増になる感じです。競合している航路でも、一気に差をつけることが出来ます。これ以降はもはや終盤といっていいでしょう。
キャンペーンはなにか基準があるのかもしれませんが、成功率はランダムです。失敗したり期限が終わるとガクっと客足が鈍り、赤字になったりすることもある為、ノーロード派にはその分辛いかもしれません。ただ、費用はそこまで高いものでなく、充分な見返りがあるので、ガンガン試しましょう。
これだけだと「ホテルとキャンペーン」の重要性がわかりづらいかもしれませんが、資金の少ない序盤では、一機あたりの収益を出来るだけ高めなければならないという事。売上を大きく伸ばす手段はこれだけであるという事。この二点を思えばこそ「ホテルとキャンペーン」が実は非常に重要なのです。ネットワークCPは10万の黒字を30,40万にする打ち出の小槌です。悪く捉えればバランスを悪くするだけの仕様なのですが、これがないと、CPUはクリアすらおぼつかないのです。
ちなみに補足しておくと、CPは今ある供給能力を超えた利益を生み出してはくれません。故に、全てのラインが常に満杯のような状態では全くの無力、ということはお忘れなく。
簡単な説明部分が多すぎた気もしますが、「ホテルとキャンペーン」はこれにて終了。次回は悩ましい「スロット」です。