ビートたけし×竹内薫
対談がメイン。途中番組の過去問が6つ。対談中の問題が3つほど。松江、木村両東大生のコラムと竹内センセのあとがき。
物理畑と数学畑だと思考回路が結構違う。番組は三者三様の解き方でなんとなくバランスが取れてる。たけしが芸大の講義で黄金比をやっても学生がポカーンだった。たけしの映画にある数学。たけしの映画紹介。竹内センセがファン。映画の上映時間は映画館が4回まわせる時間に収める。たけしは本当に数学好き。英語の数学の教科書で英語を勉強したり。アンビリーバボーはカンペ読むだけの簡単な仕事。コマ大はギャラは安いし準備は大変。まぁ釣り合いは取れてるのかな。ほかいろいろ。
たけしの数学観みたいなものがたっぷり対談ででている。途中竹内センセがたけし映画から話をふっている感じがするのはなんだろう。他にネタがなかったんだろうか。でも、結構映画などで数学というか、考え方をを使っているのはなるほどと思う。生活のいたるところに数学があるというのは、見様によっては当たり前だし。
竹内センセが物理畑の人で中村センセが数学の人と。まぁ感覚違うのは当たり前のような気もしないでもないな。数学は0か1かの徹底した理論のイメージがあるけど、物理とかの実験とかも必要な分野は0.5とかも扱う感じだしね。
まぁ中身が中身だけに基本的にマスの数学を紹介する本。数学の問題がとかでなくて、本当にそういう本。たけし好きなら読めばいい本。
他のコマ大サイトに問題もきっちり載っているだろうから、載っていた問題を栞代わりに。
・ラマヌジャン2006年8月31日放送
三角形の面積とか使って法則は導き出したけど、その答えを出すのは完全に力技だった。解説の連分数の使い方がさっぱりわからない。どういったものかはなんとなくわかるんだが。
・ケプラー予想2006年5月18日放送
全然わかんね。解説もわかるんだが、すっと理解できる感じじゃない。正三角形を考えてずらしてその誤差を導き出すというのがピンとこないんだろうな。
・モーペルテュイ2006年5月4日放送
ポケットBが点でなくて面的な意味があるなら、左下隅に最初にぶつけるのもありじゃないかと思うんだが。最短の導き方が良くわからなかった。解説見ればわかる気がするが、本だからなのか微妙に腑に落ちない。最近の解説が良くなっているとかあるのかな。
・アインシュタイン2006年6月29日放送
いろいろ考えて答えは出せたが、解説の通り魔方陣で良いのか。そうだよな。これはわかりやすかった。
・美術館定理2006年6月15日放送
答えが出ることは出るが、証明となると良くわからない。ただ証明の仕方は流石だと思った。三角形でつなげて文字が重複しないようにするというやつ。ただ文章説明が良くわからなかったりする。
・暗号2006年9月14日放送
眠かったのもあって閏年を数えられない。一年過去に行けば、同じ日は一つ前の曜日なのがわかればまぁそれでいいのはわかってる。剰余ね。modね。ただ、秘密鍵公開鍵の説明がよくわからんかった。
対談中の問題
覆面算1
実際は筆算の形
□□□□A□□÷□A□=□□A□
□□AA ;商の4桁目と割る数をかけた数
_□□□A ;筆算的に引いた数
__□□A ;商の3桁目と割る数を書けた数
__□□□□ ;同様に
__□A□□ ;以下はあまりなしなので同じ。
延々と力技で解いた。
覆面算2
これも筆算の形
PPP*PP=PPPPP ;途中の計算の時の数字もすべてP
※Pは1桁の素数(2,3,5,7)のどれか。
最初にわかる仮定から解いたいたほうが多分早い。
図形問題
二つの正六角形を同一の円に内接と外接をさせます。
小さい正六角形の面積が3単位だとすれば、
大きい正六角形の面積は?
竹内tは直角三角形をとって比で解いてた。たけしの台形にするという感覚は良くわからない。俺は内側を回転させたが、そこからがさっぱりだった。正三角形を作って、頂点から角度を半分にする線を引いて正三角形を3等分にする。それで外側の図形と比較すればわかる。