読みを鍛える絵詰碁というのを読んだ。
記号やマークを詰碁にしましたというやつ。アマの方の作品でキミオが監修。
詰碁作品自体は、基本的に形からなので見慣れない形で非常に読みにくい。筋とかが全く見えない。詰碁作家の人の中には無駄な石があるのが気に入らないとかあるかもしれない。ただ、その分今までの詰碁と比べて非常に新鮮。今まで省略していたような読み筋も読まなきゃいけない感がある。確かに読みを鍛えるのにいいかもしれない。Aランクは普通に難しい。Bだと解けたり解けなかったり。Cはまぁ大体解ける。Dはエ、これでいいよね?って具合の難易度でなかなかバランスも良い。よくこれだけの数つくったものだ。普通に良書だと思う。