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備忘録

CSCのブログのバックアップだったけど、こっちがほんちゃんに。

にき

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にき

 ちょっと遅くなったけど

 パラドックス コマ大の副読本かなんか

 対談部分は大したことないし、あとは問題ばかり。基本そんなに難しい物はないし昔の問題もあるので、そこまでという感じ。すぐ終わる感じ。


 
 とてつもない日本 麻生太郎
 
 HPのコラムをまとめたものらしく、基本的にそんなに突っ込んだものでなく麻生太郎観本。なので基本的に具体性のある話はない。著者がどういう風に考えているかが紹介されている。
 一番重要なエピソードと思ったのが最初のインドの地下鉄の話。優秀な外交官は確かにいたかもしれないしこれからも必要ではあるのだろうけれど、政府間以外の外交というものが認識していなかったがあって、それは日本国民一人一人が実は担っているということ。日本企業のブランドイメージも日本外交を担っているし、アキバや渋谷のようなカルチャーも日本外交の一翼を担っている。政府や企業といった組織間のもの以外にも、外国における日本のイメージがどうなのかは、それこそ国民間のものであったりするらしい。ナショナリズムではないけれど、他国から見て立派と思われる人間になることは大事なことなんだな。

 漫画やニートや高齢化やアジア共同体やアジアにおけるなんとかリーダーや様々な考え方やポジティブな面をいっていた。天皇制についても語っていた。気がする。忘れた。
 九州の炭鉱企業の息子だったとか何とか。政治家になって情報系の大学を誘致したとか何とか。
 
 まぁ変えられないから高齢化社会自体には適応しなければならないのだけれど、その国の文化などを伝統として受け継いでいくためにはやはり同等の若者がいないと話にならない。少子高齢化はその日本の持っている魅力というものを漠然と失わせていくものだと思う。技術発展や自然環境の変化、それこそ大災害で失われる、意味のなくなる伝統のいうものは確かにあるだろうが、地域の祭りや産業、伝統芸能など、後継者がいないため途絶えるという話はよくニュースになる。それらは場合によってはそれを担っていた個人がなくなった時点でそれらに関わる全ての知識や技術が社会から失われてしまうことを意味している。その意味でやはりマイナス面のほうが大きいと自分は思う。少子高齢化を是とするのは国の未来を考える場合、国富の蓄積という観点から見ても反対だ。

 5年くらいの前の本だし、首相になる前だしやはり今と状況がかなり違うという意味で、自分の持っているイメージと乖離がある。カダフィ大佐の息子が出てくるしな。地方自治を勉強というくだりで。

 外務省では一応海外事業に関するアピールってしてるんだな。全く見る気はないが。

 あと外交について普遍的価値の国家間の共有をうたっていた。それこそが国家間の信頼につながると。だからそういう社会システムに移行する国家に対して、例えばガンボジアの法整備などで援助を行っているということだったが、その普遍的価値は確か自由経済や民主主義ということらしいが、自分はその意見には与しない。国家間外交になると実はものすごく重要だったりするのだろうが、別に国家でシステムが違うことに対して大きなデメリットがある様な気がしない。独裁政権であろうが、自由経済じゃなかろうが、その国にとって一番適しているもの採用すべきであって、それは環境によっても変わるべきもので、常にそのシステムが正しいという話にはならない。そして他国がそれを干渉するべきものでもないとも思う。そもそも自由経済もいまやそれ自体が本当に最善かどうかも基本的に疑わしいと思っている。自由経済自体は強力な経済システムだと思うが、この経済システムは普及するほど経済システムが破綻するんじゃないかというくらい、危うさがあある。地球規模の政府を作り統合するとするならまだしも、それは実際には不可能だとすると、自由経済は国家の依存度を上げ、個々の国の政策を制限し、最適な製作を打てなくするものになるんじゃなかろうか。

もう大分忘れちゃったな。


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