ヨーロッパGP。予選はヴェッテルがスーパーラップだったそうで、ハミとコンマ4くらい違うタイムでポール。つっても1分38秒とかだったからさほどな気もするけど。カムイが7位。
決勝はアロンソ、ライコ、シューマッハ。ついに2勝目がでる。カムイはファーストスティントは5位くらいを安定して走行していて、DRSでなかなか抜けない割りにタイムが安定して速く、膠着状態もあいまってよかった。ヴェッテルは一人だけ別の速さで逃げまくり。スタート4位のマルドナードとか結構強引なライン取りで、グロージャンも似たようなもんで見ているとはっきりいって怖い。
セカンドのカムイはセナにラインを消されてぶつかってフロント壊して入らざるをえなかったり、セナはスルーペナルティ食らったけど、他のバトルでゴミが散乱してSCになり、セナのペナルティはほぼ帳消し、でもカムイはSC後にマッサに突っ込みアウト。なんだかなー。
下位でごちゃごちゃやってたりしたけれど、SC後にタイム差がなくなってもお構いなしに逃げていたヴェッテルがマシントラブルでリタイア。2位のグロージャンも後々リタイア。アロンソがトップに。追いかけていたハミルトンはラスト2周でマルドナードにぶつけられリタイア。直前にハミを抜いていたライコが2位に。予選12位からのシューマッハがここまでじっくり抜いてきて、最後のスティントでもソフトを生かし抜きまくり。ウェーバーが後ろにぴったり付いていたが、上位のゴタゴタもあって表彰台。マルドナドはぶつかってフロントが落ちたまま走り10位には入ったが、レース後タイムペナルティでセナが繰り上がって10位。ヒュル、ロズ、ディレスタ、バトン、ぺレス。
カムイは最初だけは良かった。でもリタイアじゃ意味がないんだよな。ペレスとの差が広がる。なんつーか悪いまんま。何回も入賞してほしいし、今シーズン一回でも表彰台をという俺の気持ち。
アロンソホームということもあってなかなか湧いてた。ポイントリーダーに返り咲き。やっぱりアロンソは強いし速い。シューマッハも表彰台で一気に来た。バトン少し復調か。次イギリスだしな。
タイヤ温度も無線でやり取りするようになっているらしい。もうタイヤ様様だな。マシン性能は大事だけれどそれ以上にタイヤマネジメントが重要なシーズン。逆に言えば劣ったマシンでも表彰台に絡める可能性が十分にある。怖い怖い。
ついに2勝目が出て今年の流れも変わりつつあるのか。ケータハムが部分的にトロロッソとやりあうようになってきた。あと悪いマッサとも。
マルドナドは速いんだかなんなんだか。グロージャンもいて辛抱の足らんドライバーが目立つようになったな。まぁそれはそれで面白くしているんだけれど、レースをぶち壊すからな。そりゃハミルトンもステアリングを投げるわ。
コンストラクターズはレッドブルなんだけど、フェラーリはアロンソだけだし、マクラーレンもハミに偏っている。ロータスはそんなにないがそれでも20P差がある。一段落ちのメルセデスもまだニコによっている。ザウバーもここらへんからはカムイ次第といったところか。フォースインディアが最近ポイントを重ねてきてウィリアムズと並んできているし。トップグループと伍してやりあえるかどうかでポイント差がつきやすそうだな。後ろになるとどうしてもバトルが避けられないから、自分のペースで走れないとか多くなるだろうし。アロンソとマッサがいい例。セカンドになった方がどれだけ挽回できるかだな。コンストラクターズは。