新聞でちらちら見かけていた記事はこういう意味だったか。業界再編がライブドア的な金転がしで行われてると思うと、当事者はたまらないんだろうな。実際その手法でどんどん規模を大きくして利益をだしてきたようだから、あの社長は偉いんだが、やり方のえげつなさから独占的影響力を持ち出す流れになると、鉄鋼業界全体ではマイナスにはなるんだろうが。
詳しい話が出にくいのは仕方ないとは思うが、新日鉄が技術に固執する理由もはっきりとは見えないし、一方ミタルの戦略もあからさますぎる。お忍びで日本にきたりとか。あれだけじゃまだよくわからんな。
とりあえず、買収に関しての法律が変わったことで、色々と対応しなければならなくなったということはわかった。しかし、持ち合いがどうのとか言われて久しいのに、まだそういう対応がきちんとなされていなかったのはびっくりだ。新日鉄のようなでかい企業が。しかも三角買収なんていう方法ができた今、資金が潤沢にあるアメリカで公開している企業が非常に有利だ。まぁ今はドル安な感があるけれども、その意味で日本の環境ははっきり不利。世界的とか国内だけとか関係なく。これからどうなんだろ。