大河直虎。
まぁ面白いわけでもなく、ストレスというわけでもなく。と思ったけど、おバカキャラがまともになる感じは、万千代も含めてそのあたりはストレス多めだったので40点って感じかなぁ。
サブタイトルに遊びが入っていたくらいが、ちょっと風変わりな程度。だからと言ってそれが面白いわけではない。
菅野音楽はまぁ菅野だなぁという感じ。特別あっているという演出とかもないし。
沢口けいこが出なかったのがちょっとしたネタになったかなぁ。
囲碁シーンが多くて、そういう意味ではプロの名前や盤面を眺める楽しみはあったけど、ただ盤面や着手の意味が雑だったりで、興がそがれるところも。演出の道具として意外に重要な使われ方をしていた感じはあるだけに。
物語としてはさほど目立つところもなく、かといって中途半端なお笑い要素を入れていたり、どっちつかずなシナリオという印象。大河としてやるシナリオとは感じない。お金のかかっているドラマとしては全く持って物足りない。昼ドラ感というか。色々雑というか。
OPのテロップでも名前が入ってなかったりとか、やっぱり雑。
それでも結局のところ面白ければいいのだが、別に面白くない。
歴史的に結構重要なところがさらっと終わっていたり、気付いたら最終回で最後に向けての盛り上がりも何もない。
振り返ってみれば一番は高橋一生が死ぬところだったというのがわかるが、逆に言えばそこでドラマ的にも終わってた。
そんな脚本にしかできないというなら、直虎を題材にしたのがそもそもの間違いだった感。どうせなら影武者徳川家康を大河でやればうけるのに。
高瀬の子が可愛いかったのが唯一の良かったところだったのに、変わるし。
やっぱよくよく考えるとひどいな。シナリオがひどくて他も雑なんだから。まだレモンハートや真夜中の百貨店の方がずっと面白い。