いだてん
47回。一応2部構成で、金栗四三から始まって、田畑政治の東京オリンピックまで。最後は金栗のストックホルム完走のインタビューでサゲ。
低視聴率やピエール瀧の覚醒剤。終わりの方でもチュートリアル徳井の脱税と別方面の話題をひきながら、次の麒麟も沢尻逮捕で初回が2週間延期となって、NHKはある意味持っているなという感じではあるが、ワイン風に言えば、この十数年で一番の出来。に感じた。なんならピエール瀧で多少スケジュールが大変になってただろうに、徳井だってやらかしてたのに、変な構成になってたりしてなくてよかった。
幕末系は面白くないと思っているのでほぼ見ていない。唯一が徳川慶喜くらいであれは普通に面白かった。井上真央のやつは音楽が川井憲次だったのにもかかわらず見るのが苦痛になって4ヶ月くらいで見るのをやめたし、西郷どんは最後まで見たが島以降いまいちすぎて直虎並に評価を下げた。頑張ってるのが役者だけに見えたくらいに。
義経とかも見てないし、基本戦国系しか見てこなかった。
大河を見てるといってもそんな感じなので、いだてんは明治以降の近代ということでどんなものんかと思ってたけど、時間的に近いのもあるからか、資料や映像が多く使われていたり、事象がかなり詳しいのでそれなりに歴史や時代背景の勉強になるし、オリンピックを軸としての展開というか思想が基本的にぶれていかないのが良い。
演出とか構成や表現で合う合わないはあるかもしれないけれど、シナリオ的には筋が通っている感じ。あと宮藤官九郎も最後もタクシー運転手で出てきてたりしてたけど、基本的に登場人物のキャラがきちんと立っているので見やすいというのも良い。歴史的な登場人物はややもすると区別をつけづらい。個性的な役者をそろえれば解決するものかもしれないが、そこはクドカンならではというか、時間軸が長かったり登場人物が多くなる大河だからこそクドカンらしさが映えたと思う。つってもクドカン作品はよく知らんけど。田畑の出たてはかなりくどく感じたけどな。
あと、大体の大河は死んで終わるもんだけど、東京オリンピックという舞台を成し遂げてのハッピーエンドというのが、通常の大河にはない良いところではあったな。最後の最後まで役所広司がテロップの大トリなのな。ほとんどの回に名前があったしな。
1回総集編的なのを挟んだのと、台風で1週飛んでるので、予定通りなのかはわからんけど、一応変な破たんはしなかったな。東京オリンピック自体がマジ駆け足だったくらいか。
近代でもきちんと見れるのがわかったんで、2021年の渋沢栄一もちょっと期待しちゃうな。
半沢直樹とかあな番とかみてないから比べられないけど、いだてんはいいドラマだったと思う。
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東京ミラクル
おまえNスペ枠じゃなかったっけ。全然関係ないところで見つけて驚いた。お題アニメでやってた。杉並と練馬とかにアニメ制作会社が多いんだな。次は新年で老舗ブランドとか言ってたかな。
パヤオが出てきてたりするけど、アニメ業界の最近っていうか内容的には薄い感じ。マジで入門的な感じというか。ある意味きちんとした構成ではあったし、十分っちゃ十分ではあるのだけれど、もう少し欲しいというか。
前回の鉄道の時もそうだったけど、なんか今一歩だな。予算がない感じが強いというか。ちゃっかり1月新アニメの番宣も入れるし。
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