一日に何回も更新することは無いと思っていたが、溜まる時は溜まるもので。
図書館行ったら鳩が水浴びしてた。びしょぬれ。ちょっと笑う。確かに今日は暑いからな。昨日は寝てて返すの忘れちゃったからな。
昨日だか一昨日だか瞬間視をやる番組があったが、これ俺でも作れるんじゃね?と思って、久々にHSPをいじってみたらまぁできた。結局ゲーム作るほどのレベルには独学じゃむずかしかったが、この程度ならなんとかなるもんだと思った。
とりあえず6桁を0.1秒表示する。というのに、ランダム数と配列変数をリピートを使って6つ用意して、mesで表示。""と+を使って出来た。もう大分忘れている。waitの単位が10ms単位で最初思ったより長いな?と疑問だったが、1msと勘違い。確かawaitは1ms単位だったような。
意外とシンプルに出来て満足。エンター押すだけの本当にシンプルな。使おうと思えばこれでも十分訓練になるんじゃないだろうか。
似たようなので、詰め碁や手筋の問題図を瞬間的に表示させるプログラム作ったら、直感力が上がったりしないだろうか。その前に問題図を作らないといけないのと、絵を表示させるのはまだ良くわかってないんよな。
今更だが、Nスペのパール判事を見る。
東京裁判なんて詳しいことはほとんど知らないオレ様だが、こういうことがあったのか。
最初に少数派を出さないように提案したオランダのレーリンク判事。のちのちパール判事に感化される。多数派工作のパトリック(英)判事。同調するカナダ、ニュージーランド。オーストラリアのウエッブ裁判長。
インドは独立を控えていて、連合国側として判事を出すことで国際的な地位を高めようと、様々な判事を探していたが、ようやっと大丈夫だったのがパール判事。遅れたために最初の提案がなされた時には加わっていなかった。
戦後に作られた憲章をもとに裁判。それにたいしてパール判事はよろしく無いとする意見書を判事全員に渡す。が、パトリックはそもそも憲章をもとに判断するのがこの集まった判事の役割であって、法律云々は立法の仕事である。いやなら辞任すべきという意見書。パールもそれに対して反論の意見書と。
意外と対立の深まる状態に、イギリスはニュルンベルグ裁判で同様にナチスドイツを裁いたことから、この裁判を無効にしてしまうのはニュルンベルグも無駄にしてしまう国家の威信に関わる重要事。
戦後に出来た「平和に対する罪」と「人道に対する罪」の二点に対しても、なにをどう罪に問うのかにおいて色々な信念がぶつかったようだ。共同謀議などの考え方も。
イギリスは危機感を持っており、判事を返すことも視野に入れていたようだが、マッカーサーはパールハーバーについてだけ軍事会議を開けばそれでいいという態度で、いやいや東京裁判を開いていた節があり、危機感をもって対応していなかった。
レーリック判事はパール判事に感化され、また広島の後も見たことで大きく考え方が変わり、国から多数派でという圧力を受けながらも、少数意見を出すことを決意する。自身の考え方からパールとも、多数派のものとも違う、独自の解釈をした判決だった。
レーリック判事はドイツにオランダが占領された時も、非協力的な立場をとったため左遷されていたが、そのために判事に選ばれていた。
パトリック判事は社交的なものが苦手なのにも関わらず、結核とかの病気をおして多数派工作をして、結果成就する。
パール判事は東京にいる時間全てを判決文に注ぎ込み、裁判長に少数意見の朗読を求める。全て無罪。
裁判長は、自身も含め五つの少数意見があったことをいうにとどめ、東京裁判は終わる。
パール判事はガンジーを尊敬しており、その非暴力に対して、平和に対して人一倍強い信念があったようだ。無罪という判決文を出してはいるが、日本が犯した罪に対しては、「死の行進」や欧米を真似た侵略戦争を鬼畜の行為として断じている。もっとも一方では、原爆の利用や欧米の戦争についても同様に罪であるとも言っている。
パトリック判事は東京裁判終了後まもなく死去。
靖国とかでも問題になっていた東京裁判に、こういった裏側があったことは知らなかった。戦争は負けたほうが悪いという考えの俺にとっては、この裁判の結果は決まっていて当然であるという感覚だったが、そういうわけでもなかったのか。
当時国際法が未整備であるのがそもそも混乱した元にはなってはいるが、この混乱が今の国際法の整備に役に立っていると思いたい。日本自身もこの国際的な法整備に対して十分な理解ができる国になるように、裁判後にパール判事は日本何回か来たりして講演とかしてたそうで。レーリック判事も平和、核廃絶の活動をしていたという。
今現在でも「平和に対する罪」に関しては色々議論がされている。当然報復とかイラク戦争とかも含まれるからだろうけど。
最近ではフセインが死刑だったが、あれも戦争裁判だよな。あれは一応国際法上則っていたものだったのかな。しかし戦争はなくならんな。もしかしたら、もはや武力というのは幻想なんじゃないだろうか。もちろん国の丈に見合った武力があることは、外交上だけでなく、政治的に様々な面で必要だと感じるものかもしれない。全ての国が武力を捨て去ると、実はまだ持ってましたーとかいった国がとか考えなくもないが、じゃどっか何箇所にまとめておいとけばよくね?とかも思うし。難しいんかね。
もちろん守る為の武力は必要だとは直感的には確かに思うが、最強の矛ばかりで最強の盾が無い以上は、こういうバランスになってしまうのは仕方のないことなんだろうか。どこか武力を完全放棄した国があらわれてくれないだろうか。できれば先進国で。そうすれば新しい国際協調の道が見えてくるような気がするんだけどなぁ。要するに色々複雑になってしまってみんなワケワカンネという状態になっているのかなぁ。