アニメというより漫画カテ。
なんとなくツイッターでみていたし、もうすぐ東京五輪だしで、気が向いたのでAKIRAを読んだ。3時間半くらいかかった。
久々に読んだのでほぼほぼ内容を忘れている。どんなシナリオラインだったかすらきちんと覚えてないんだから。そのおかげで楽しめたが。
一部話題になってた東京五輪の描写なんて、ほぼほぼないな。まぁ一応スタジアムが戦場になってたりはするが。
正直わかりづらいなーっていう描写が結構ある。今の女誰?ああカオリ(死)か。ってな感じに。逆に言えばなんでそこを描写したっていう。一番最後も建物が復元されているって描写なんかな。でも背景とかのごちゃごちゃしたのも全部描写している感じで情報密度は高いっていう印象。
このくらいの時間で読めるという意味では大作って感じがあるな。SFというか近未来超能力ものだし後半世紀末覇者みたいなもんだし、悟った割には自身の変化を結局コントロールできんとか、不合理感があるんで、シナリオがーっていう感じではないな。あのゴースト描写も最初から見据えて書いてるようには見えんし、とってつけたような感じもする。アキラを中心にしていはいるけれど、ストーリーはその周囲の群像的でベクトルの混線感が主というか。それプラス絵力だもんだから、映像となった時にごちゃまぜと絵で圧倒するというか、インパクトが大きかったんだろうな。30年前にあれを見せられたら魅了されるだろうと思う。今は3DCGで当たり前な感じもあるけど。映画は映画で別ものではあるけれど。
何年振りに読んだんだろうな。次読むのはいつになるんだろうか。日記が続いていればわかるのかもしれない。
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