戦乙女の食卓2
8話。テレビの枠的には15分。使って時間は10分。内7~8分がアニメパート。OPEDを除けば5分弱ってところか。余った時間はゲームのモーション紹介映像みたいな感じ。ノリは同じなんだけど、内容はあるんだかないんだか。食事のレシピがでてくるくらいだけど、字が細かいし面倒な料理ばかり。まぁ。う~ん。毒にも薬にもならない感じというか。
ゴジラS.P
春アニメのやつ。13話。一言で言えば面白い。大滝パート、神野パート、世界・国内パート、葦原関連パート、って感じで分割しつつ交差しながら展開していく。時間はパートが変わる毎に進んでいる感じで、人の生き死にそのものは直接描かれていなかったりするけれど、ラドンは普通に死んでる。ラドンは島根にいるんだよな。ラドン饅頭お土産に買った。パート毎に切り替わって展開するけど、主要人物が基本有能なので、物語が遅滞なく進んでいく。そこがすこぶるストレスが無くてよい。但し状況も遅滞なく進んでいく。こちらのゴジラも変態する感じだった。ゴジラはゴジラの音楽でゴジラとして成立させているところがある。他の怪獣とはまた別という感じで。また、情報を大量に浴びせるようなやり方で、ある意味けむに巻いているが、一応SFとしての流れもきちんとある。様々な用語や詩などの引用して会話していく感じが、後藤隊長とか公安9課のような、比喩だけでコミュニケーションをするようなカッコ良さというか、そういうところも感じられる。SF部分も別に専門家でもないけれど、リアルもそういう世界なのではと思わされるような見せ方をしている。ゼットジャガーの運動性能強度に関しては流石に突っ込まざるを得ないが、昭和的アクションやデザインも含めて、SF部分の落差もあって逆にコミカルになってたりする。東宝感とでもいうのかな。でも最後で活躍するのな。っていうか最後は流石によくわからん感じだった。何故巨大化した。そこはもうSFをぶっ飛んでファンタジー化してた。ゼットジャガー自体がファンタジーな存在だったはあったがさらにブーストがかかるというか。そういうわけでオチに関してはシン・ゴジラ的な分かりやすさはなかった。ラストカットにメカゴジラと蘆原でてくるしな。なんだろう。シンゴジラくらいしか知らないけれど、ゴジラには大元となるような科学者必須なんかな。繰り返し見たらわかるようになるんだろうか。OPは劇中カットが基本なんだけど、普通なら手抜きと見ていいけど、ストリーライン上のことと関連してくる意味もあるのでむしろそれできちんと成立しているように見える。歌はまぁそこまで良いというわけではないけれど、歌ともマッチしたOPになっている。EDは過去のゴジラ関連作品のオマージュ絵をふんだんにちりばめているらしい。どこか90年代的なというか、鳥山明風なイラストだったな。キャストも良かったと思う。宮本侑芽がトップにいるが、言っちゃなんだがどちらかと言うとアホ系の子だからな。そういう意味でもちょっと面白い。ワンダーエッグでも天才役やってたけど、どうしてこうなった。ちゃんと可愛い。久野ちゃんと釘宮も難しい言葉を使う係りではあったが、結局この二人が幕引いてるんだよな。釘宮はカドで天才科学者やってたし慣れてるかもしれんが。ペロ2は完全にマスコット要員のはずなのにある意味一番喋ってたかもしれない。その中にガチ天才の小岩井がいるというのも狙っているのかどうなのか。オチがよくわからないけれど、春アニメでトップだったと言ってもいいと思う面白さではあった。
今季は全体的になんかな。クオリティ自体は悪くないけれど、面白いと感じない作品が多い。老いかね。つってもゴジラを面白く感じていたばかりだからな。老いではないと思いたい。
アクアトープ、リメイクあたりは最たるところ。絵はキレイ。キャラは可愛いけれどって感じ。かげきしょうじょも多分構成が悪い。2クールならまだしもお当番回ばかりで物語が進んでいる感じがしない。キャラアニメならまだしも。監督湊未来はコメディ2つやってるけど、どちらも大して面白くない。テンポや間だろうとは感じる。水戸黄門の方がよっぽどできているというか。ゲッターはよくわからん熱量感で見れる。多分ゲッターの仕業。スカネクはソシャゲ原作は面白くないを地でいっている。桃はさ、もうなんなんだろうね。
ひどいクオリティというのが今のところないだけに、単に面白くない、なんか面白くないというのは地味にストレス。
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