巣作りドラゴンをぐだぐだ語る何か。
命中率が出たので、それを踏まえて考えると竜親衛隊の隊列は命中を確実にする意味では非常に有用だが、期待値で言えば二回攻撃をもう一個つけたほうがいいということになるが、ただし熟練持ちのことを考えると若干勝手が違うし、3回攻撃にしてもあたらない時はあたらないし、防御にふることもままならないので、一応隊列そのものは確実性という有効性が残る。計算がたつ。
でその熟練猛者持ちの敵は竜狩人と下位英雄と筋肉。熟練必殺突きは2隊。猛者必殺は4隊。猛者必殺はHP23以下で罠で対抗できなくはない。熟練もちで命中を考えるべき筋肉は隊列でおよそ83%。二回だと58*2なので、熟練対応期待値的には二回攻撃と比べると効果は薄いかもしれない。
まず安定性を考えてオーソドックスな、隊列・二回・無効の組み合わせだと、全部隊1ターンキルを目指すなら最高HP133攻撃77防御36になる。迎撃前提なら+5を防御に回していい。必ず攻撃は食らうので、痛いのは金の28。王旗の14。伝説英雄ユキの8。それと強打持ち13隊(Cランク以下は3隊)。これがこの場合の弱い部分。魔法は当たる前に倒せる。
で、二回を奇襲に変えて攻撃を78にしたらどうなるか。これだと高HP、高防御の敵のみ2ターンかかるが、それ以外は攻撃させずに勝てる事になる。高ランクサクサクではなくなるが防御的には非常に安定するはずである。とりあえず数字を出しながら考えてみる。
強打もちに関していえば13隊中6隊は奇襲で何とかなる。筋肉にも8割強の率で攻撃があたるので1ターンキルで強打回避が可能。2回とも外す確率は約3%ほどあるが、二回攻撃では必ず40食らうし、3%の率でさらに40食らう構図は変わらない。S盗賊の強打はしょうがないとして、A英雄の強打持ち4隊にたいしても、65%の率で1ターンキルが可能。3ターン目までいく確率は12.25%もあるが。HPが低いので二回攻撃でもその確率は変わらないことを考えると、リスクは半減しているといってもいい。さらに攻撃78で倒せる敵のダメージも大体1だがなくなっている。
しかし、デメリットもある。回復、防具、鉄の体持ち対して火力が弱くなる事だが、とりあえず攻撃を78にすることでこの部分は対応。これで2回攻撃を当てて倒せないということはない。高ランクでは通常攻撃を一回は絶対食らうのは二回攻撃も変わらないので通常攻撃被ダメ自体は問題ない。2ターン目では倒せる。
問題は魔法。1ターンで倒せないために必ず当たってしまう。このダメージが二回攻撃の時と比べて絶対的に増える。
攻撃78で1ターンで倒せない敵の中で魔法持ちは、まず銀の光の魔法。S冒険の究極2隊。S軍隊の氷2隊。光2隊。Aの光1隊。水2隊。氷5隊。B村人の弓矢2隊。
高速魔法も調べてみると判定は魔法の後なので、これも1ターンキルできないと必ず1回あたってしまう。S軍隊1隊。A軍隊5隊。
これがバカにならない。単純に全部足すと145のダメージが増える。何せ究極は痛い。場合によっては死が普通にある。金なみに痛い。
もう一度戻ってメリットを同じように考えてみる。奇襲で確実に削った強打ダメージは85。うち20は罠でも削れそうなので65とする。筋肉は期待値として33.2ダメ減らし、A英雄も攻撃16で命中90%でみて期待ダメージ37.44分減らしていると考えると、一応トータル135.64分ダメージ減らしている。きり良く135として、さらに罠で全滅しなさそうなクラスで、奇襲なしでは食らう二回攻撃(6隊)・狂戦士(6隊)のダメ2を命中率関係なく加算すると147。HP20以上かランクC以上の武器持ちは、B軍隊の魔法16隊。D軍隊の魔法1隊。銀8隊。E軍隊の銀9隊。B英雄の悪魔1隊。C英雄の悪魔1隊。ドゥエルナ援護の銀3隊。C竜狩人の魔法8隊。フェイ。命中率平均を60%と低めに見積もっても、80*0.6で48のダメージを削っている。トータル195。さらにその他中ランク以上の1ダメ分得している。低めに見積もってこれなので、奇襲のメリットの方が一応期待値的に大きいか。
他のデメリットとしては、特にS英雄などの賢者系スキル複数持ちに対して弱くなった。奇襲では2回攻撃しないと倒せないが、二回攻撃では火力的に攻撃有効が1ターンあればよい。2ターン攻撃できるチャンスは確率的にずっと厳しい。よって戦闘が長引いてしまう。攻撃力的には怖くはないが長引くことで部屋を通り抜けられたり、別の敵に横槍をされるのが痛い。かといって攻撃を上げるとその分防御が下がって、被ダメが多くもなる。S英雄は攻撃で最低73最高94必要なので、パラ調整でバランスといっても難しい。
さてこれで、隊列・二回・無効と、隊列・奇襲・無効、ついての比較は大体終わった。二回→奇襲は中ランク以下に滅法強くはなるが、Sランクになると相対的に不利であるとなった。
でその不利をなくすために、「無効」と「二回攻撃」ではどちらが優位か。を比較する。
二回攻撃の優位は奇襲のときに出てきたデメリット全てがメリットになる。火力が増して魔法ダメージがなくなり、S英雄に対しても強くなる。筋肉もほふりやすい。攻撃は77で良い。それとこれから上げる無効のメリットと比較する。
無効のメリットは何より必殺がなくなることである。無効と二回攻撃を入れ替えることによるデメリットになる必殺持ち部隊は、奇襲もしくは賢者系スキルをもつ必殺部隊である。つまり横槍による必殺は、罠など巣の構成によって抑える事でどうにかできるとする。他に、HP20以下でDランク以下は罠でどうにかできるとする。
まず奇襲必殺持ちはS盗賊の突き1隊。A盗賊の突き3隊。B盗賊は突き3隊。C盗賊の突き2隊。Dドゥエルナ援護隊突き1隊。以上10隊。
援護隊は策士でしかもDなので命中率も低いはず。60%として0.6%の率で死亡。
同様に順にやっていけば、トータルで約66%となる。続けてこの10隊と戦闘をすると66%で死亡する。期待値的に。
これをどう考えればよいか。休憩室などでこの死亡率は低下させることができるが、巣の構成によっては該当必殺部隊は増えることになるし、そう補完はできないか。ただ単純にS盗賊と10回当たれば1回は死ぬことになる。とすれば大きい。100週くらいあるわけで、ダメージと違いこの期待値は翌週に回復するわけではない。
リロードしないことを考えるならば、やはり無効は大きいと見える。事故死しないことによる育てやすさもある。
逆にリロードは当然とするなら、確率的にはそこまで頻繁には死なないので、必要ないともいえる。
結論として竜親衛隊では、二回+奇襲は最強だが必殺盗賊で死ぬ。二回+無効は地味に痛いが、高ランクに強い。奇襲+無効は高ランクには少し弱いが中レベル以下はサクサク。
という感じなので、お客様にあわせて布陣を変えて使えば、最強と呼べるかもしれない。
このため、親衛隊以外のモンスターで言えば、全敵に対して命中率が劣るために不確実になるが、奇襲+二回+無効はかなり安定して強いといえる。その為ファニードラが強い説。HP112攻撃77防御31
漆黒騎士はステの高さからHP140攻撃99防御37が可能なので、上記で言えば二回攻撃+無効よりかは奇襲+無効のほうがメリットが高そうだ。こちらはより確実性では劣ることになるが。
当然レベル99前提なので、育成過程では厳しい。
高速魔法の判定について。いつものとおり銀様にレベル99HP20攻撃45+5防御40奇襲・高速・高速・群のブラッドさんとやらせる。最初29(-2)-8の状態で、最後25-4でブラッドさん負ける。
高速を水の魔法に変更し、スキル枠を一つ空ける。最後26-1でブラッドさん勝つ。最後の魔法判定で銀様より先に当てている。
奇襲を外すとブラッドさんは最後の魔法を先に当てられて負ける。
よって、高速魔法は通常魔法よりも後ろの判定で、回復の前。
ちなみに炎の魔法はダメージ+3だった。wiki間違ってるな。
おまけの考察。ベトさん育成は大変だな。特に不死身+乾坤は。ベト4の最高初期パラが3-3-2なので、迎撃つけても攻撃は8。ということは、Eランクの泥棒HP4防御4しか一撃では倒せない。もしくは罠などを使って、E冒険者のHP5とか削ってから一撃で倒すしかない。それを死なないようにリロードしてちまちま重ねて不死身、乾坤を得て、理想としては4-3-1のレベル3のベトに爆弾処理を施したいが、ぶっちゃけ改変ツールでも使わないとやってられないよね。