「距離と機体」
まず距離。このゲームでは仕様上、50百km〜124百kmの航路は一機あたり週三便往復できる。125百km以上は週二便。そして、基本運賃も1200〜2900と幅がある。ざっくりした設定だがこれがわかればどういう航路が良いかも自ずとわかる。目安は110百km以上の航路。ただシナリオ1の機体はそんなに長い距離は飛べない。が、上記の設定からどういう航路が儲かるのかはわかるはず。小都市から始めた場合、最初から資金を最大限効果的に使う必要があるため、最初にどの航路を選択するかは重要になる。儲からない航路を引いてしまうと、数年新しく航路を引けないという状態に陥ることもある。
そして機体。語るまでもなくどういう機体が望ましいかは、まぁすぐに察しがつくことと思う。価格が安く(初期費用が低い)、長距離が飛べて、たくさん人が乗せられて、ランニングコストが低い。というのが理想である。とはいっても出てくる機体はたいして種類は多くないし、航続距離によって費用が変わるということは無いため、使える機体は限られる。シナリオ1ならば、最初DC-8以外に選択肢は無く、この一機種で中盤まで航路網を築くことになる。そして後半で使えるようになるB747。DC-10。A300。B767。これらで順に航路網を再編・整備することになる。この五機以外の機体は使う必要性を見出せない。シナリオ2では初期費用からB767が序盤のメインになるだろう。航路によってB747とDC-10を使い分け、後半はB747-400をメインに据えてA330を使い分ける形になる。うっかり「モスクワ」を選んでいても考え方は変わらない。寒い機体から選べるのはさらに限られる。
とまぁ、距離は儲けに直結し、それを得るためにはどの機体がいいかをあっさりと書いてはきましたが、実はこれだけだと説明が足りないことが今更わかって(´・ω・`)ショボン。
「距離と機体」はつまるところ「儲かる航路をどう選ぶか?」を見極める必要条件だったのですが、普通のプレイヤーなら都市のパラメータを考慮していないことに疑問をもつことでしょう。このことに失念していたのは人一倍プレイしてきた故なのですが、どうしてそうなってしまったのかという説明は次回に。というわけで次回は「航路選択と都市パラメータ」。