「スロット」
意外にこの「スロット」は曲者です。都市によってなのか、持っている資金とか順位なのかとかはわからんけども、初期は交渉能力がまちまちだったりします。さらに、三人の能力に差があるのも判断を難しくさせる要因になります。何も考えずにやっていると、思わぬところで「スロット」に足を引っ張られたりする。そういうわけで重要なのですぅ。
さて、単純に「スロット」といっても、どこの都市のスロットを取るか、いくつ取るかというのは「戦略」もしくは「構想」の部類に入る。だからそういうことでなく、実務的な部分を述べようと思います。
一回の交渉で得られるスロットは14スロットまでとか、最大スロット数の半分が埋まると、拡張工事が行われるとか、一都市の最大スロット数は255までとか、本社のある都市は最大2/3まで埋められるとか、細かいことは置いといて、「スロット」を楽に得るために、どの都市にも支店を建てるのは基本です。大きい都市や重要な都市では優先的につくりましょう。トータルで得られるスロット数が増えますし、交渉もしやすくなります。逆に競合相手の支店があると取りにくくなります。そういう意味で支店はよっぽどお金がない時以外は必ず建てましょう。
次に、交渉を集中させて1ターン(三ヶ月)で14スロット得られるようにしましょう。究極的にはある期間内で、取得できるスロット数が最大になるように交渉するのが望ましいのですが、実際問題、1ターンで出来るだけ多く取れることの方が重要です。都市によっては元が少なくて4スロットしか取れない、競合相手がいて先に取られる、交渉期間が延びる場合もありますし、ものによっては10スロットくらいに減らせば、1ターンで取れる場合などがあります。もちろん戦略によって取り方は変更して構いませんが、あくまで目安は1ターンで14スロットになるように交渉人員を配分してください。
「スロット」をこうやって管理する理由は、ざっくり言うと「機会損失を減らすため」です。他の項でも述べているように、資金を最大限活用しようと思うとこうせざるを得ません。また、ある程度、「構想」や「戦略」を立ててプレイする場合に、スロットの取得や制限によって流れが止まることは良くあります。流れを止めないようにプレイする為に、スロットをきちんと管理する必要が出てくるのです。
ちなみに、スロット経費は無視して構いません。序盤はまだしも、中終盤ではそれほど小さいものなのです。そして、スロットはあればあるほど良いものなので、戦略にあわせてガンガンとっていきましょう。
「スロット」についてはこれでおしまいです。意外とあっさりですが。
さて、今までのことがどう有効かわからない方は、レベル5でクリア最短を目指すプレイ、もしくは、航路一筆書きプレイ(22都市を一直線で繋ぐ)をされることをお勧めします。
「構想」を立てる際に必ず役立つはずです。
次回は、その他の項目として、まず「CT会社」。その次に「都市成長」かな。