西郷入水に出てくる久光が持っている棋書が何かわからない。
手のアップのシーンでは確か外ダメを詰める感じでセキを確定させているような感じだったと思うが、次の正助も映るシーンでは抜き跡に石があった。棋譜通りにスタッフさんが並べたけど、抜くことまで知らなかったと推測。しかも撮影の順番は前後しているっぽいな。
レイアウト的に見ても打ち碁集っぽいのだが、自分の知識でパッと思いつくのは国技観光くらい。デジタルライブラリでざっと見たが同じ盤面は見当たらなかった。久光から見て右下の形が大斜からナラビ→コスミ→一間の形は江戸時代の碁によくみられるというか、ちょうどあのくらいの時期の秀和や秀策あたりの棋譜でよく見たような気がしたので、近しい時代のものであると思うが、さっぱり。実在する打ち碁集かどうかもわからないが。河合将史プロはどこからもってきたんだろうか。
御城碁あたりだとして、当時に御城碁の打ち碁集的なものがあったのかどうか。
http://ouc.daishodai.ac.jp/ams_labo/files/%5BPDF%EF%BC%9A661KB%5D.PDF
この中にあるのかどうか。あったとしてもネット上で確認ができるかどうか。
棋醇にもなさそうだった。
田尻悠人プロがあの手についてツイートしていた。演者にとって打ちやすいところってことだったんだね。棋書についてはノーコメで残念。小道具として一冊作っていたのであれば、同じものを使っていそうだったからな。