日立ウィークリー 391回 中級
解説には本コウの変化図しかなかった。そこが不満。
┌┬┬┬┬★┬┬┬┬┬
├●○┼☆○●●┼┼┼ 初手黒★に対して、
├●○┼○┼○●┼●┼ 白☆の変化を載せて欲しかった。
├┼●○┼●┼○●┼┼
├┼●●○○○○●┼┼
├┼┼┼●┼┼●┼┼┼
├┼┼┼┼●●┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼
┌┬┬┬┬●┬┬┬┬┬
├●○弐○○●●┼┼┼
├●○参○┼○●┼●┼ 黒壱からのコウ。これも解説と同じ黒の取り番。
├┼●○壱●┼○●┼┼ しかも白から一手かかるヨセコウになっている。
├┼●●○○○○●┼┼ 解説の本コウと比べれば明らかに黒が得。
├┼┼┼●┼┼●┼┼┼ よって正解手順より白の立場では劣る。
├┼┼┼┼●●┼┼┼┼
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼
┌┬┬┬壱●┬┬┬┬┬
├●○▽弐○●●┼┼┼ また、手順を変えれば同じコウという説明であったが、
├●○┼○肆○●┼●┼ 初手に対して白が▽に受けた場合は、
├┼●○参●┼○●┼┼ 肆までのこういう形の本コウもあり得る。
├┼●●○○○○●┼┼ 一手ヨセコウの図と比べると、
├┼┼┼●┼┼●┼┼┼ 黒壱の手が明らかに無コウを打っている話ではあるが、
├┼┼┼┼●●┼┼┼┼ 正解図と比べると、黒が負けた時の損が小さくなっている。
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ つまり正解手順と同じ図にはならない。
翻って同じ本コウだとしても、勝った際に地が大きいので、
正解とする図が白としては最強の抵抗と言える。
出来ればここまで解説して欲しかった。
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