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CSCのブログのバックアップだったけど、こっちがほんちゃんに。

借りてきた映画作品その2

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借りてきた映画作品その2

笑の大学
最初の方で笑いについてチョットした講義を交えつつ、台本がどうやって面白くなっていくのかを流れるように見せている。脚本の善し悪しとは別に、二人の芝居と演出が不自然さを感じさせない。基本的に部屋の中で二人が台本を直していく過程であるので、作りがシンプルで見ていて単純にわかりやすく、すんなり作品の中に入りこめる。一日目が比較的長く感じるが、二日目以降は結構テンポ良くすすむ。一部分だけだが、戦時中?あたりの昭和感もしっかり出ているし、守衛?さんもなんだか気になるキャラクターとして映っている。
台本を直していくうちに、向坂が笑いに魅力を覚えていく流れ。仲が深まっていくが最後に反発するという展開。そして悲劇的なオチ。喜劇は悲劇と表裏一体といった感じも出しているのだろうか。
向坂のお題に対して、たった一日の猶予期間でさらに面白い喜劇台本を仕上げる椿、という図式が現実的かどうかはわからないが、制約を設けることで逆に面白くなるということが脚本において実際あるのかどうかは非常に興味がある。個人的に何かお題が出るとしても、確かに自由度の少ない方が考えやすい気はするが、プロでもそういう部分があるのだろうか。最後の台本も全く違うものということだったが、一体全体どういうものなのか非常に気になる。完璧な喜劇とはどんなものなんだろうかと。
最後まで世界観を壊さないつくり。「くだらないけど面白い」が言いたかったんじゃないかと。☆で例えると四つかな。

捜索者
ずいぶん前にアメリカのトークショーテレビ番組で見た、S・スピルバーグが映画を公開する前に必ず見るという四つの作品の一つ。ということで借りてきたもの。
他の三作品に比べると個人的には印象は薄かった。「アラビアのロレンス」の"砂漠"と"アラブ民族"に見るような、"テキサスの荒野"と"インディアン"や、馬にのっての撃ち合いもあり、似通っている部分が多いせいもあるからだろう。
簡単に言えば西部劇。南軍にいたぐらいしか触れられていないが、実際は色々設定がありそうな主人公が、兄家族のもとに帰ってくる。そしてその兄家族がインディアンに襲われ、姪が二人連れ去られ兄夫婦と甥が死亡。仇討ちとばかりに地元のテキサス警備隊でインディアンを追う。
なんやかやで二人だけで追うようになり、数年の月日を費やして、ついに姪が生きていて酋長の妻になっているっていることがわかる。その間に手紙とか服をきてるのは別の人間で姪はもう死んでるとか、インディアンの嫁とか、姪はもう白人じゃないとか、揺れる椅子とか。で戻ってきて結婚騒ぎで、決闘をやるシーンはなんかギャグっぽかったり、軍隊がようやっとテキサスまで出張ってきたとかで、その酋長討伐に。若い方が姪を救い出しながら酋長も撃って、警備隊突撃。姪も戻ってきておしまい。
ある意味で一番シンプルなストーリー展開。それだけにいろんなところもガンガン切られている感じ。展開がざっくり。その分、心理描写もシンプルで印象に残りやすいかも。
途中の一合戦のところでは、馬に踏まれてるのがいる。あれは大丈夫だったのだろうか?馬に乗ってのドンパチシーンは結構多いので、馬と倒れたり転げ落ちたりは多い。
普通に面白いとは思うが、スピルバーグはこの作品の何を見ているんだろうかと、ちょっと疑問だった。様々な賞を獲っている監督のようだったから、尊敬からなのかな。
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