ティアック(6803)を前場90円で2000株買う。
ちょっと衝動買いのきらいがあるが、全体大幅高の割に上げ方がその時は低かったのと、出来高が急増しており、はじまって30分ほどで150千株と前日レベル近くまであった。これを動意の兆しと見る。結局は四倍の851千株。
もともと仕込み候補としてウォッチはしていて、今現在が安値圏レベルであると見ていたので、一気に買いを決断したが、全体高に飲まれてみると上げ率が低く、それなりに不安はある。
買った理由
株価パターンと推移から、今の時期あたりで安値を打つないし打っている可能性が高い。
09年三月期の業績変化率が高い。
出来高急増で前日比+で陽線引けは動意。
最近になって円安気味。
出来高水準的には安値圏である。
不安要素
相場の動きはさっぱりわからない。
今日の相場の流れで突発的に出来高急増なだけで、地力ではないかもしれず、出来高推移も比較的低水準のまま。
海外比率が高く為替相場の動きにそこそこ影響される様子。
取り組み推移だってそんなでもない。
下手すればまだ下げ過程の状態。
一応高値日は四月の終わりから五月の始めにかけてと見る。G.Wをはさむかどうか難しいところ。
上げ方だけ見ると波→呂という感じにも見えるが、直近の安値から高値を打つまで約一月。だとするとおよそ2週間くらいで打つことにはなるのだが、いかんせんそれは希望しすぎか。
11/22 91円 → 1/16 75円 → 3/18? 81円
12/7 113円 → 2/19 107円
224317*28.2≒63257千株
相場の流れもあるだろうが、見ていた高配当銘柄の多くは権利日当日に微増ないし微減。権利落ち以降急激な下げを伴って下げていた銘柄が多く見られた。総合地所(8878)は特にひどく、1週間で上がった分1週間で全部下がった。なんというジェットコースター。多分、株式価値的にはだいぶ割安ではあっても、相場の流れ的に不動産関連であることが、事業性として未だ重いのかもしれない。パターンも酷いし。
ただ、昨日の大幅上げでアーバン(8868)がかなり上げたし、ランドビジネス(8944)はちょっと利益前倒しで中間期を上方修正しただけで二日間もストップ高であったし、不動産関連にも食指が動いてきたかに見える。まぁ昨日の上げで大半あがってしまって、妙味が薄れている意味はあるが。
高配当銘柄は事業性から、株式価値が良くても市場の流れにつまみ出される形で売られることで高配当になっていくようだ。なので高配当目当てで仕込んだとしても、流れが悪ければ一段安になってもおかしくない。それなりにリスクがある。
逆に事業性と市場の流れを事前に察知できれば、大きく得るものもあるのだけれども、ただ、その事業性や流れ悪から動意までどのくらいの期間が必要かの見極めは難しく、非常に気の長い作業になりがちになるため、タイミングを掴むのも容易ではない気がした。