20億株2兆円をここんところは越えているが株価自体は下げている。
最近の動向はよっぽど波が来ている強い銘柄でない限り、各々のパターンを越えて相場が不安定である為に、全体の影響を受けやすい状態になっていると見る。よって、こういった相場環境では、個々のパターンや株価推移でなく、相場状態の不安定さを第一基準にすえた売買指針にした方がよいのではと思った。
もっている銘柄は、個々数場所で軒並み下げてしまったが、ある時期で見ればそこそこのプラスに転じていた。通常の相場なら個々の推移を見ながら売買をするべきところだが、今の相場条件では、個々の動きより相場条件を優先してあの時点で一旦手仕舞いをするべきだった。
アメリカも含めた動きの不安定さと、今の株価水準にも関わらず円高が全く進行していないところを見ると、相場条件はこの半年と大分様変わりしていると認識。円安水準も見れば、もう一段階の下げも当然考慮されるべきところ。
ものとしては輸出比率の比較的高い銘柄については、上ブレしやすいかもしれない。ただ、石油関連からくるインフレ等もあるので、円安そのものがいいわけではないから、判断の迷うところではあるか。