バーレーンGP。抗議デモやらなにやらあったらしいが開催。予選はヴェッテルポール。ハミ、ウェバー、バトン。サプライズはトロロッソのリチャルドが6位。
結果はヴェッテル、ライコ、グロージャン。カムイはいいとこなし。
抜けるサーキットで予選でもトップ10が8車種と混戦模様。がメルセデスがいまいちで、ロータスルノーが素晴らしいパフォーマンス。ヴェッテルは最後まで逃げ切ったが、ライコは途中バトルしまくってのこの肉薄なので、今GPの勝者は実質ロータスといってもいい。決勝を見据えて金曜日から調整して予選でもタイヤを温存して結果をだしたライコは流石。かたやリチャルドはスタートも失敗で以降さっぱり。ディレスタは6位と好成績。マッサ初ポイント。ロズベルグがバトル中の何回もやった寄せに関して審議。どうなるかは今現在まだしらない。
カムイが最初からミディアムという選択。当然他の車と比べて中国の時と反対に2ストップでということみたいだったが、57周だというのに結局18周くらいでタイヤ交換して、最後のオプションを25周みたいな感じ。なにこれ。今まで4戦を見ているとがんばって大事に走っても引っ張れないということなんだろうか。ピレリはワーキングレンジがシビアだとかいう話は聞いていはいたけれど、カムイとの相性が悪いということなのか、車的に合わないということなのか、タイヤを長く使えない状態なのだろうか。だったらそもそも2ストップ戦略自体間違っているということなんだが、結局どういうことなんだろうね。実際中国は抜けないコースだから2ストップの方が有利だった。今回は逆で抜けるコース。それだと2ストップの利点は少ない。奇を衒いすぎじゃないのか?ザウバーは。
好意的に解釈すればレースでオプション、プライム両方のデータが取れて、これからはずっとタイヤの使い方が良くなると言えるが、そんなのはテスト中にやっとけという話でもあるし、やっぱり解せない。なまじ今期は混戦の様相を呈している分、特にピットストップ戦略の重要度は増しているように見えるだけに、ザウバーのピット戦略はなんなんだろうね。それにあわせるだけの技術がカムイにないのだ。という見方もできるが、4戦見てきて結局ザウバーの速さは何だかんだよく見ても6番目あたりでウィリアムズとフォースインディアとはほとんど互角グループだし、しょうがないのかな。単に速さがないからそうなるのかな。とはいってもあのタイヤ戦略はないよな。何よりもチーム戦略の中でタイヤを一番うまく使えていない感じがする。結局のところタイヤの理解度が足りないってことなんかな。ザウバーとタイヤの相性がひどいんかな。マクラーレンも結構きついらしいしな。ルノーエンジンとメルセデスエンジン、フェラーリエンジンとあるけれど、明確な差があるのかな。
ニコの処遇がどうなるかわからないので今は結果で確定してない部分はあるけれど、次は3週間後のスペイン。どうなるかね。4戦全部勝者が違うという近年まれに見る混戦。ハミ・ウェーバーはもちろん、シューマッハ・ライコも優勝の可能性が見える。ヨーロッパラウンドでどこが抜け出すのだろうか。