最近のNスペはドラマ仕立てなものが多いな。昔でいうと歴史が動いたとかのように場面描写として芝居が入るのは演出的にはまだわかるんだが、本筋がそっちになっててぶれるな。福一のやつは昔やってたやつの再利用だし、大杉漣も亡くなってるしわざわざ新作を作らんでもいいけれども、恐竜もテレビ70年も南海トラフも、もっと情報とかだけくれって感じはあるな。こまごましたエピソードを入れたいとかあるのかもしれんが、Nスペはドラマじゃないだろとこっちは思っているからな。まぁそういう過渡期なのかもしれないが、ドラマパートがある分尺をとられているからな。
家康はまさかの百合回の後に、百合破綻回を置くという構成に、オタク向けというか、アイキャッチがあるところも含めて、アニメ的な演出がなされているように感じる。初回から伏線はあたったけれどもこういう回収をするのかよと。百合というよりかはという感じではあるが、対比がえげつない角度だったな。古沢は確かにグレートプリテンダーをやってたけれども、コンフィデンシャルマンからの流れだしな。そういう手法が入ってたりするんだろうか。アニメ的な脚本っていう要素が入っている感じなのかもしれないな。冲方や田中仁が大河をやるようになったら、そういう感触になりそうな気もするんだけど、面白ければいいと言えばいいが、大河を見る意義というのは薄くはなるな。
//