もう大分忘れたけど戦争関連のやつ。
小野文恵の祖父?の足跡をたどるやつ。
民間の船舶も戦争に使われたやつ。
ノモンハン。
手紙。
小野文恵のはタイトルそのまんまって感じ。戦時がどれだけひどい状態か。現地の強姦された女性の話なんかも。
船舶のも結構そのまんま。被害予測を下に出す、結論ありきの予想を立てるという。まぁそんなもんだよね。軍備に全力を出しているアメリカに勝てるわけがないし。
ノモンハンは司馬遼太郎が嫌気がさしたという枕を使って煽ってはいたが、確かにこれを見る限り軍上層部の大概さが目立つ。教科書の一文として見たことがあるという程度ではあったが、軍人ってのはなんなんだろうね。というか当時の軍人が殊更ひどかったってことだろうが、無能なところまで出世するというピーターの法則まんまな話に見える。そしてこれは現代でも充分起こり得るどころか、そういう組織も沢山あるのだろうな。
手紙は俗にいう感動ポルノな見せ方にはなっていたが、小野文恵のやつとは逆にたどっていく感じ。アメリカにたくさんあるというところがなんとも。もう終戦して78年やぞ。彼らの肉親も大半がっていう状態だからな。こういうのは企画として弱いかもしれんがもっと早くやれって気がする。
精子の話は地味に面白かった。現在の体がわかるのにうってつけというのはなるほど納得。健康な精子を作り続けられるということ自体、その時の体が健康であるという証拠か。不妊に関しても原因が男性の場合も十分高い事もわかったし、大戦以降精子の数が減っているというもなんか興味深い。
良くも悪くもこの100年で文明社会は大きく変わり環境もがらりと変わった。人が遺伝子レベルで対応できる変化とは思えないが、だからこそ、原初的な部分に現れやすいのかもしれない。遺伝子の損傷率が高いというのも、何かしらの変異の可能性が高まったりするものだったりするのかもしれない。結果環境に適応できる種ができれば生存に優位にはなるし。
精液検査は10年後には結構普通になっているのかもしれない。
警察庁長官の狙撃事件は、事件自体はもちろん真犯人が悪いのだが、警察捜査ではなく、上層部の判断のお粗末さが番組からは見て取れる。当時現場の上にいた人って団塊およびそれを使ってたあたりの世代だったような。ここら辺はそういうことしがちだよな。なんでだろうな。数が多いから目立つだけなんかな。数の頼みで頭使わんかった体育会系みたいなことだったりするんだろうか。数で解決できない状態に陥ると、脳内ストーリーに準じてしまいがちというか。行政府の一部として、こういう失敗が二度と起きないように、本来自ら検証しなければならない立場なはずだがなんかしたんかな。時効だから終わりってことなんかな。つかあんな強盗とかしてる奴に渡航許可出してどうすんだよって話。審査ガバガバじゃねーか。
大多数は問題ないが、そのごく一部に十全に対応しなきゃいけないのが、行政の辛いところだが。
時が解決することもあるが、時が過ぎるほどに解決できなくなるものもたくさんある。長官然り。手紙しかり。そう思いました。
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