長岡花火大会にいく。
まず、朝早く起きて東京駅へごー。バスに乗る時間より30分は早く着く。そこまでは別にいい。東京駅をゴールに走っていたらしき一団を見る。こんな朝っぱらからどういう団体かよく分からない。なんだろう。バスの中でテレビクルーと思われる一団も見た。何撮影してたんだろう。
バスは順調に他のお客さんをピックアップするためさいたま新都心、河越と止まる。埼玉は思いのほか田舎くさい。川越は昔の新城のような印象。新都心は駅前がまだ開発されきっていないしそこまで人がいるわけでもない。さいたまフーン。ださいたま。
高速にのって一路長岡だが、初めは少し滞ってはいたが意外にスイスイ。昼飯は各自自由というツアーらしく、狭い車内で食う気もしないし酔うとめんどいのであまり食わず。PAではトイレだけはなるべくいくようにした。長ーいトンネルを抜けたところのPAだったかでは、他にも停まった団体が多かったのか、女性用トイレが長蛇の列。待ち時間が20分はあるのではとげんなり。男性はそれほどではなかったが、しかも午後暑くなる時間帯で日差しも強く女性陣にとってはアンラッキー。長いトンネルは雪国のトンネルだとおかんが言ってたけどそうだったけ?
以降長岡まではすいすい。
車中は一応エアコンはきいているが、カーテンの間の席だったために日差しがきつかった。また、道交法改正でシートベルト着用の義務もあり、シートもさほど広いわけでもなく、結構大変。睡魔に襲われて目を閉じても全く眠れない。そんな状態が長岡までずっと続く。うしろのOL4人組は女4人もいるので姦しかったが、まぁ想定の範囲内。比較的景色は楽しめた気がする。
長岡に入って会場が近づくにつれて停まり出す。当然のごとく他から来るツアーバスやらなにやらで会場付近はなかなか進まない。まぁ今まで順調だったのでそこまで気にしなくてもいいかもしれないが。ジャスコ。
ジモティー観察しながら、二日間で70万集めると聞いてアフォかと思った。大通りでは宣伝のうちわを配っていたり、カップルからある程度の団体まで色々いた。仮設トイレもかなり設置されていた。
兼継の大河のせいで色々作っているらしい物産展を見るのを辞めて早々に会場にいくツアー御一行。しかし結局二時間は待ったところを見ると、近くをブラりしてても良かったかもしれない。まぁ時間が近づくにつれて人が混み出すだろうから、仕方ないかもしれないが。
近くの建物や屋上で見るのが一番贅沢かもしれないね。とか思いながら、祭りの景色も楽しむ。係員が男女とも若く高校生?に見える。悪くても大学生くらいか。可愛い子がいた。そうか夏休みか。
桟敷といっても河川敷テニスコートに一段高くしたところにシートひいて、座布団?を敷いてという席なのでそこまで快適というわけではないが、見る分にはいいところなんだろう。砂がカラカラでサンダルが汚れる。他にも有料観覧席があるみたいだったが、一体どのくらいとってるのかね。向こう側では地元FMでなんかやってたらしい。
地元民が利用しているであろう、河川敷の斜めってるところはブルーシートで埋まっており、まぁえらいことなんの。なまじ広いから右から左まで全部埋まっていてすごい。午後二時から席とり可だったようなので、取り合いも見てみたかった気もする。
弁当食って、買いだし行って、そこらにある仮説トイレにも行って二時間潰す。7時を過ぎると大分暗くなり、雰囲気も出てくる。蚊の心配はほとんどなかった。周りに草などはないし、俺以外にもたくさん人がいて、狙われる率は低い低い。桟敷席だけでざっと三千人いる計算。仮説トイレは男3男女共用7の10個だったたしか。それでもかなり並ぶ。
手洗い用の蛇口がある付近で、人が出入りしやすいように列の間隔を空けて工夫してみたりするもの、後ろの人は気にしないのかすぐ詰めてくる。俺B型。
市長のそこそこ洒落のあるスピーチと、録音であろう提供コールとともに始まる。二尺玉以上は安全上だろうが遠くで上がる。比較用に5,7,10号とあげてからなので比較はわかるが、やはり遠いし、大きい為かきれいに丸くなるものが少ない。風もあるんだろうが、実際きれいな円になるように作るのが難しいのだろうか。いつのまにかデンセイ・ラムダがTDKラムダになっててワロタ。
三尺も一応見れたし、大きさもそこそこわかったが、やはり近くの一尺とどちらが迫力かといわれると近くの一尺な訳で、やはり三尺が少なくて10号とかが多いのもそういう意味があるんだろうな。
寝ッ転がってみる分には桟敷はいいが、ちょっと近すぎな気もする。視界一杯で結構首も大変。河川敷の斜めで寝るのが一番の特等だろうな。やはり。
基本地元スポンサーコールとともに始まる花火のスタイルは、一種完成されているんだろうが、まぁちょっと無粋な感がしなくはなかった。ここまで大規模になると仕方ないのかもしれないが。
各種スターマイン。三尺、フェニックスとまぁ堪能は出来た。ナイアガラは周りの人間が立って見るもんだからあまり見えなかった。両側の橋を使ってやっているみたいだったが、まぁ雰囲気は分かったからいいや。一番最後のはそこそこに桟敷を出る。うちの親どもは中途半端に人ごみを避けたがる。
終わってからが大変。人ごみがすごい。そこらへんの満員電車並。何せ使える道がある程度限られている上に、荷物やらを持った人が殺到して入り乱れるのだから当然といえば当然か。添乗員さんなんかすぐ見えなくなった。あんな感じなら終わって光のメッセージも見てゆっくりしてからいっても大して変わらん気がする。
10時半に出る予定が、他の人達も早くに戻っていたので10時くらい出発するも、町を出るまでに二、三時間費やす。酷い混み様。秒速5mとかそんな話じゃない。牛歩。歩いた方が結果的に早く町を出れたと思われるほど。外では歩道に座って飲んでいる若者もいた。ワケワカラン。後ろのおねーちゃん達も疲れたのか口数は全然。
はっきりいって座っているだけがつらい。ケータイ大喜利までにホテルにつけないし、途中で電池は切れるし、ラジオで音だけでもと思ったが、こちらと周波数帯が違うらしく全然入ってこない。FMは二つくらいしかなかった。うむ。田舎。
つーか、長岡市は祭りの日だけはかっちり交通規制を敷くべき。70万も来るイベントに近くの駐車場とか自由につかわせたらすぐ身動きが取れなくなるに決まっている。バカなの? 地元民もこうなったら動けなくなるの知ってるだろうに車で来んなw。長岡含め周辺地域はシャトルバスや街の外の駐車場等を組み合わせて使って、交通事情をスムーズにするべき。周りの地域と連動すればそのくらいできるだろ。結果移動にかかる時間が少なくすめば、その時間分事故やらのリスクも減るんだし、早くホテルにつくためにバスの運転手さんが飛ばさなくても済むし。救急車もスムーズに動くし。
街を抜けて高速に乗るまではほぼ渋滞状態で、当然外にでるにつれて緩和されていった。一回トイレ休憩をはさむも、その休憩で食べるもの買ってくるうちの親は何を考えているかわからない。こんな夜中にもの食うな。休憩後、真っ暗な中をバスはどんどん進む。もう道も狭くなっているのにスピード出しすぎ。こわい。眠い。この一日で持ちこんだ本を一冊読み終える。
ホテル?というかコンドミニアム?の建物につく。ホテルの人もなれているのか、誘導やらフロントやらにもたくさん人がいる。つくと二時もとっくに過ぎている。部屋は角部屋で大きかった。トイレ風呂洗面所台所みんなきれい。確かに住める。総合はこちらと変わらずメジャーやってた。テレビ欄のコピーを見るとチルドレンが夜中にやってた。ワロタ。フジとテレ東がまざっとる。
とりあえず布団を敷いて服を脱いで浴衣に着替えて風呂にいく。汗とかでべったりしていて気持ちが悪い。エレベーターに乗ろうと思ったけどこちらに気づかなかったのか、女性二人は行ってしまった。ションボリ。
風呂についてバスタオルを持っていくのを忘れたのに気づいたが、まぁしょうがない。そこそこ大きいお風呂で、がっと洗っていくつもあるお風呂を堪能した。途中から見知らぬ人が結構入ってきたところを見ると、うちのバスでもそこそこ早く着いたほうで、渋滞にどっぷりはまった人達はまだまだ多かったらしい。なんという罠。
風呂から上がって戻ってくる途中で探検ついでに製氷機を確認。氷をもらって水道水で飲んでみるとカルキ臭くて飲めない。俺の体はいつからこうなってしまったのか。買ってきていたペットの水を冷やして飲む。ほどよくまったりして4時前あたりに寝る。花火が終わって6時間以上も何をしていたのか。
起きたらすぐ朝ご飯。ちゃらっと着替えてレストランへ。ビュッフェ形式だけど種類はそんなに多くなかった。がっつり食べて、部屋に戻る。題名のない音楽会のストローがなんともすごかった。明るくなってから見ると外の景色はなかなか良い。何もないが。
食後休憩もそこそこにチェックアウトの用意。ロビーの売店で御当地キューピーを見る。キューピースゲー。ホテルの外にはなんかいろいろ遊ぶ施設があった。しかしそんな暇はない。バスに乗る。席順が行きと変わる。でもカーテンがまた閉められない真ん中の位置。
ヒマワリ畑に行く。道中よく見ると家は1階部分が高かったりと、豪雪地域ならではとおもわれる形をしている。テニスコートが結構あり、球場とかもあった。途中の休憩所ではキャラものキューピーが一杯あるコーナーがあった。キューピースゲーな。
津南まで山や川をえっちらおっちら越えていき、曲がりくねった道を行き、1時間くらいかけて着く。下を見ると落ちたら死ぬる高さ。こんな所に道路つくんなw 途中タバコ畑を見た。
遠めでもうっすら分かる黄色い絨毯。しかしこの日はくそ暑い上に時間帯が一番日差しの強い時間。タオルを被って外に出る。駐車場はカラカラで砂っぽい。ヒマワリの種は御自由に。かき氷が売っていた。でもヒマワリでなくレモンコークやマンゴーだった。がっかり。ヒマワリクッキーのようなものはあった。そのくらい。
ヒマワリ畑はずらっとあると結構見れる。時期をずらした3つの畑があって、今は二つ目がちょうど見頃とのこと。見晴台のところは人がめっちゃ並んでたので、流石に敬遠してヒマワリ迷路に入って中から楽しむ。中にある写真をとるようにあるちっちゃな台に乗ってある程度眺めは楽しんだ。立派なカメラを持って写真をとっている人達が結構いる。そこに驚く。最初の畑のヒマワリは切って持ってっていいというやり方に少し感心。でもバスだしいらない。ヒマワリのタンポポコピペを思い出す。でもあとでツールの番組を見たらここ以上のヒマワリ畑の景色があり、津南もまだまだだと痛感。
パンフにつなっぺのスタンプを押して、ここは終了。暑い。
来た道をまた戻りようやっと家路。首都高では事故でタンクが炎上し、道路が溶けて通行止めとか。しらねーよ。運転手さんがまさかのミス。ETCがエラって高速入り口でタイムロス。まぁ暑いしね。でもまぁたまにとまったりもしながらもそこそこのペースで進む。途中二回よった休憩所で同じような子供の集団を二回とも見た。高崎?のSAはトイレも大きいね。若い子が売り子をしていた。そうか夏休みか。隣りの車線の車と人をボーっと見ながら過ごす。
高速を降りたあたりでバスで東京までかさいたまで降りて電車かで分かれる。埼玉→東京の時間が読めないとのこと。どっちでもよかったが、おかんが埼玉で降りるというので俺も降りる。おかんは鍵を持っていない。
初のさいたま新都心。スーパーアリーナが近くにある。施設や外観は近代的で広い。改札までに時間がかかった。でも来ている路線が二つしかない気がする。一杯線路があるのに。東京まで高い。
電車は大宮の次のためか空いていたので座れた。これでそのまま家路。電車の中でインハイの係りをしているかのような格好の女子高生を見た。そう言えばインハイは埼玉だったな。
荷物が多く読書も出来ないので、ひたすら近くの女の子とかを眺めながら過ごす。暇。品川付近まで来て、新子安での人身事故で止まるというアナウンス。最後の最後までついていない。おかんに「停まっても待つか?乗りかえるならいまだよ?どうする?」と聞くと、「停まらないで行けるから、大丈夫」とかいう。質問の答えになっていない。結局大井町から戻って東海道線の乗りかえる。これでおかんは判断できない人間なんだと気づく。今更だが。
東海道線は品川から乗る人間で混んだ。ヒーコラして帰る。東京組と結局大して時間が変わらなかった。さいたま―東京分だけお金を損したようなもんか。帰ってからは飯くって寝た。疲れた。これをかくのも疲れた。