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CSCのブログのバックアップだったけど、こっちがほんちゃんに。

にき

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にき

スラムダンクのキャスト変更が話題。
でもアニメやってたのって20年以上も前。
確かに、セーラームーンでは三石さんが続投していたし、劇場版シティハンターでもメインがそのままだったりした。
テニプリなんか今もやってるしな。

しかし、中の人が同じであっても、年月で声は変わってしまうもの。10年も間が空いてなくても変わる。女神で自分はそれを経験した。当時はいっそ全替えして欲しいとすら思った。その方が受け入れられると。OVAで受けた印象と微妙に違う方が年月を感じてしまってストレスだと。心が離れてしまい作品を楽しめないと。そう思っていた。好きであるが故にというところがあった。今は多少の違和感も許容できるようにはなったが、許容できるかどうか。これが大きなポイントなんだろうと思う。

例として適切かどうかは難しいが、こち亀のようなもの。
1巻と100巻じゃ全然違うけど、継続して読んでいる分には変化に違和感なくついていける。テニプリは継続している系だけれど、スラムダンクは完全に一回断絶していて、100巻とか外伝に飛ぶようなもん。キャスト変更がなかったとしても、ガワも中身も全然違う作品になっている可能性も十分にある。

長い期間空いてしまって、一旦流れが切れているからこその懸念であり、もちろん役者さんの努力で当時のイメージに近づけることは技術的にも可能なものだとは思うが、とはいっても全く同一のイメージというのもそもそも難しい。なんなら視聴者一人一人の頭の中にあるものだから、個々でも微妙に違ってくるしな。思い出補正ばりにイメージが全く変異してない人の方が少ないだろう。出力されたものに全員が納得するというのはそもそも無理だからな。

昔のキャストでやるという選択肢もあった上で、おそらくお芝居も踏まえた上でのキャスト変更であろうと思うし、それはすなわち、昔を懐かしむための作品ではなく、令和の今に作品を作る意味が当然含まれているのだと思う。まぁ変更キャストが本当に役にあっているかはまた別の話だけれど、制作側の考えがキャスト変更というものに表れているとは思う。

シティーハンターは当時見ていた人をメインターゲットにしているからこそのキャスティングであったと思う。セーラームーンは半々かな。が、スラムダンクはそうではない。ということだろう。

ダイの大冒険は藤田さんがお亡くなりになっているのもあるが、作り手側が今の子供たち世代に向けているという思いが感じられるし、昭和や平成をなぞる為ではないというのも感じられた。

この部分は簡単に言えば誰のための作品か。なんだろうな。部分的には監督のため。みたいなところがあるが、作品が向いている先は、昔スラムダンクを読んでいた、もしくはアニメを見ていた40前後ではなく、今の少年少女なんだろうな。


バスケも当時とルールが大分違ってるらしいしな。クオーター制が当たり前みたいだし、トラベリングも変わってるとか聞いて驚いたしな。
別にリメイクをするというわけじゃなさそうだし、話題にはなっていることから見ても商業的にも当時の視聴者層を無視するわけでもないとは思うが、制作サイドがやろうとしていることはそういうことだろうと思う。しょっぱい商業実写化に比べればどれだけまともか。

少年少女向けに新しく作る昔の作品に、大人があーだこーだ文句を言うのはおこがましいということだな。

これで制作側が、昔の視聴者に向けました。っていうなら突っ込むしかないが。



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