発電所はどれがいいか考える。
水力を基準に考える。
寿命が同じ半永久の風力は不安定だし、1タイルあたり電力が1/5。価格もそのまま考えると同じで特に選ぶ理由がない。
他の発電所は寿命が50年なので、水力が100年使えるとして考えても、コストが倍かかる。よって基本他の発電所も単純に見ると電力に対するコストパフォーマンスが水力より悪い。
ただ、原子力、マイクロ波、核融合はタイルあたりの電力量は高い。水力は1*1*16個分で320Mw。原子力は500Mw。マイクロ波は1600Mw。核融合は2500Mw。土地が足りない場合においてはキチンと選択肢に入る。
公害もないし小口で増設しやすいというメリットもあり、水力最強。ということになるとそうでもなく、水力は地形に依存するのですぐ建てられるわけではない。斜面に水を張ればコストは100$増。率で言えば25%増し。さらに水力発電用に集中的に地形改善をしようと思ったら、初期地形によっては膨大の資金が必要になる。しかも地形を直感的に思い通り造成できるかといえば、そういうわけでもなく大変。
逆に言えば超長期を見据えた計画による建設であれば水力のコスパはどんどん良くなっていく。
初期の斜面に適当に水を張ってつくる水力自体は、8000$で320Mw。1Mwあたり25$なので、石炭に比べて割高にはなるが、100年で見ればどの発電所よりも得ではあるので、とりわけ忌避する必要がない。TASプレイで上級最速クリアとかを狙うことでもない限りは、序盤に石炭を選ぶメリットはほぼないため、やはり水力一択になる。
こうやって見てみるとこのゲームをつくった人間は水力最強とみている節がある。他の発電所も年を経るごとに技術が上がったり価格が安くなることで発電効率が上がるのならば、まだ色々と使い道はあるのだろうけど、こうも最強すぎるとむしろ水力禁止とかいうプレイが普通でもおかしくないくらいだな。
というわけで、結論としては水力用の土地を造成しない限りは水力一択でなんの問題もない。
ポンプの水効率の時もそうだけど、結局のところ立地によって資金効率かなり違ってくるので、初期立地は超重要ということになる。水力集中に適した斜面があれば、長期的にコストを下げることができるということだし、言い換えれば水力用の部分も含めて神土地を作ってしまえば上級でもそこまで難しくないだろうし、初級でやっても立地がひどければ相当大変になるはず。ランダム要素が強いゲームなのか?
とはいっても運営の面でもそれなりに技術が必要だと思うが、そういったノウハウはどこで覚えられるのかはよくわからない。まぁちまちま遊ぶか。