囲碁っていうか詰将棋。
あれから少しアレンジ。よかときも古い方?だと間違った結果を出すこともあるみたいで、筋とは関係ない歩を2枚入れると正解にたどり着けなかったりすることも分かった。新しい方はちゃんと解いてた。
前作ったのをすごくシンプルにしてみたらこうなった。
その派生。
さらに派生。
詰碁と違って詰将棋は手数を進めるだけで、または無駄に増やすことで問題として成立するので、ある意味多産が可能だな。
そういう意味では詰将棋は作りやすいし、詰碁よりかはハードルが低いな。
そう考えると、詰将棋の難度や作り手の意図を出すなら、
1、初手候補が複数ある。
2、成立する初手も複数。
3、分岐もある。
4、その分岐も成立する。
といった深さだけでなく広さも重要なのが分かる。
詰碁も似たところはあるけれど、初手が一通りであることが絶対な分、制作における過程が大分違う感覚がある。初手が一通りになるところまででしか成立しないからな。
意図的な意味で言えば、ある分岐において成立しない場合、王の逃げ道をふさぐために歩を置いてみたり、配駒?と言えばいいんだろうか、それが一種の詰将棋制作における技術なのかな。
詰碁においても配石や石の形をどうするかは重要というか、駄目1つ空いていると成立しないし、駄目を詰めると初手が一通りでなくなったり、地味に神経を使うところで、この部分はある意味詰碁においては根幹だったりするのでないがしろに出来ない。大抵生き死にを扱うので、配石はしっかりとした形にすれば問題ないのだが、意図的に多少穴をあけつつもあるので、その塩梅は中々に難しい。
詰将棋に限って言えば、詰筋と全く関係ないところに配駒してても問題なさそうではあるな。ただ、解いた時の筋をすっきりさせるなら、出来るだけない方が良さそうではある。基本無意味だしな。とはいえ、読み筋をひっかけるトラップ的な意味で配置するのはもしかするとあるのかもしれない。この桂馬を活用してと思わせて、正解の筋には全く関係がないとか、なんなら活用しようとすると筋を読んでも解けないようにできているとか。
詰碁でもひっかけ目的の配石はあるので、似たようなことはできそうだな。
今回のは比較的簡単のレベルの問題になるのだろうが、詰将棋を作ってみて結構面白かったな。こういう発見もあったし。すぐに詰碁制作に役立つというわけではないが、視野が広がったというか。
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