2月4日木曜
<b>アバター</b>
双子の兄が死ぬ。遺伝子が近いので研究者の兄の身代わりに、下半身が駄目になった海兵あがりの弟が6年くらいかけて遠い星に向かう。
原住民との遺伝子交配で作り出した高価な体と、自分をリンクさせて動かすとか何とかの機械であーだこーだ。システム的にはエヴァみたいな感じ。
原住民と親しくなって一緒に侵略者を駆逐するというある種ベタな展開。植物こそが星全体を覆うネットワークでありデータベースであり、命であるみたいな世界観。暗に自然破壊などのアフリカ開発みたいのを批判しているのかもしれない。最後のクライマックスあたりは、ナウシカの蟲たちを髣髴させる展開。
触手で植物も動物も皆絆を持てるという妙な設定と肌の色をはじめ動植物の形や色も気色悪い。オブリのSIの印象に似ている。どんな進化したらあんななんねん。
ただ、軍隊や飛行機が密集しているのはどうかとは思うが、映像的な部分でのきれいさやスケールの大きさは流石と思った。アバターの動き自体はそんなに気にならなかったりするが、鳥の動き方とかは疑問だった。重力とかが違うで別にいいのか。
一番のクライマックスで大佐のラスボスぶりに吹く。
3Dメガネは眼鏡の上からでも一応使えたのでまぁ良かった。ただし、若干暗くなる分、元映像はかなり明るい。また席も視界一杯になるくらいの前の席の方がおそらく良い。あと字幕も浮くので吹き替えの方が楽しめるのではないか。